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ゲンナイから告げられた
本当の敵のことと
前の選ばれし子どもたちのこと。
その戦い方もその本当の敵の正体もわからず
みんなは混乱する…
「今まで戦って来たデジモンと違うのか！？」
「おそらく、存在そのものが根本的に違うということなのだと思います…」
「勝てるさ！」
だがそんな中でも
ヤマトはぶれずにそう言った。
「ヤマト…」
「だって昔オレたちみたいな子どもたちが
同じデジモンを倒したんだ！」
みんなはいきなりのそれに驚くも
ヤマトの言葉を聞いて真剣な顔つきになって頷く。
その時、どこからか
苦し気な呻き声が響いた…
「なんの声…！？」
「気味が悪い…！」
「あっちからも、
こっちからも聞こえてくる…！」
「なんなの？
なんて言ってるの…！？」
そして耳を澄ませば聞こえてくる、
憎悪に満ちた低い声…
『そうだ…
我が無念を晴らさずに…』
「無念？」
「誰だ？」
その声を辿ると
みんなの目の前に何かが現れた。
「……これが、
火の壁の向こうからやって来たデジモン？」
それはどんどん変化していき
やがてその中からその本体であろう者が現れた。
「何なんだ…こいつ…！？」
「闇…
闇しか…見えない…！」
「憎悪、虚無、怨念…
負の感情の塊…！」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
そのデジモンの姿は現実世界にも現れていた…
「何…あれ…！？」
「不気味…！」
そしてそれと対峙する子どもたちが映った時、
家族たちは目を見開いた。
「空！」
「瑠美…！」
「璃久！」
「「ミミちゃん！」」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ふふふははは…！
私を醜いと思うか？」
「「「……」」」
「そうだろう。
おまえたちはそう思うだろう。
所詮我々は進化の過程でその行く手を阻まれた者。」
「進化の過程で…」
「デジモンたちが
長い年月の中で進化を繰り返して来た。
その中で消えていった者を知っているか？」
「進化の過程の中では
消えていく種があるのも仕方がないものです…
やはり環境に順応できずに…」
「黙れ！！」
「「「っ！！」」」
「仕方がない？
その一言で全てを済ませる気か！？」
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スート(プロフ) - 虎助さん» コメント、応援ありがとうございます！02編はいつになるか定かではありませんがこれからも応援よろしくお願いします…！ (2018年11月27日 8時) (
レス) id: d298db6a77 (このIDを非表示/違反報告)
虎助(プロフ) - 完結おめでとうございます！ デジアド好きとして、影ながら応援していました。瑠美ちゃんとコロナモン、璃久くんとルナモンの物語、素晴らしかったです！ 02篇も楽しみにしています！ (2018年11月26日 22時) (レス) id: 71ed4f1e36 (このIDを非表示/違反報告)
スート(プロフ) - ぬこけいさん» ありがとうございます…！では、公開まで暫しお待ち下さい！ (2018年11月26日 21時) (レス) id: d298db6a77 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこけい(プロフ) - ゆっくりで大丈夫です！無理なさらない程度に！ (2018年11月26日 21時) (レス) id: 4d0ebf4558 (このIDを非表示/違反報告)
スート(プロフ) - ぬこけいさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しい限りです…！できる限り早めに公開できるよう努力しますね…！ (2018年11月26日 20時) (レス) id: d298db6a77 (このIDを非表示/違反報告)
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