滾る太陽と高ぶる月【サーバ大陸編】

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「ピコダーツ！」


「パタモン！」


パタモンはピコデビモンの足に羽を掴まれ
持ち上げられる。


「ルナモン！」


「OK！
ルナモン進化…レキスモン！」


それを見た璃久はルナモンのデジヴァイスを向けルナモンをレキスモンに進化させた。
そしてレキスモンとなり持ちえた跳躍力でピコデビモンを攻撃しパタモンを助ける。


「大丈夫？」


「うん、ありがとう、レキスモン！」


「えぇ！さ、反撃するわよ！」


「うん！」


レキスモンに投げ飛ばされたパタモンは
その勢いのままピコデビモンに頭突きし必殺技を放つ。


「エアーショット！」


それによりジェットコースターのレールに乗ったピコデビモンにさらなる追い打ちをかける。


「ムーンナイトボム！」


「うわぁ…ｚｚｚ…」


「エアーショット！」


それによりピコデビモンは
湖に落ちてみんなは“やったー！”と両手を挙げて喜んだ。


「パタモン、ありがとう！
今までのこと、本当にごめんね…」


「もういいって！
ぼくもまたタケルのおかげで進化できたんだし！
また、仲良くやっていこう？」


「うん、あと…お兄ちゃんにも謝らなきゃ」


「そうだね！」


2人で笑いあっているのを
遠目から見る太一と璃久。


「しばらく、そっとしておこうか」


「そうですね。」


「それにしてもアグモン！お手柄だね！
よくあのキノコの正体がわかったわね！
見直したわ！」


「いや、声がしたんだ…」


「誰の？」


「さあ？」


アグモンの言葉に太一たちは？を浮かべるも
タケルとパタモンが仲直りできたからと
とりあえずそっとしておいた。


「オレにもよくわからないんだが、
この世界の歪みが現実にも影響を及ぼしている。

だから、元の世界に戻る前にこっちの世界の歪みもなんとかしなきゃならない」


それからしばらく、
太一とアグモンから現実世界に戻り
デジモンが暴れていることを話した。


「それじゃあ、まだ敵がいるってことだよね。
だったらみんなを集めないと！」


「あぁ！他のみんなも探しに行こう！」


「「「「うん！！」」」」

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