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璃久は太一たちがいなくなったあと
何が起きたのかを具体的に話した。
すると太一はタケルのデジヴァイスと紋章を見た。
「ヤマトも心配だが…まずはタケルだな。
璃久、タケルのいる遊園地はあそこなんだな？」
「うん、観覧車が動いてるから
多分あそこにいるはずだよ」
「よし！急ごう！」
太一を先頭に璃久たちも走る。
遊園地内に入るとデジヴァイスが反応しだした。
「なに？」
「これはみんなの居場所を示してるんだよ！
つまりタケルはこの近くにいるってことだな！」
「！タケル−！どこー！？」
太一の説明に璃久は目を輝かせると
大声でタケルを呼ぶ。
それに習い太一たちもタケルを呼ぶ。
タケルはパラソルの下で眠っていて
太一たちの呼び声に目が覚めたらしく
彼らを見つけると目を輝かせた。
「璃久くん！太一さん！」
「「タケル！」」
「生きてたの！？」
「死んでたまるかよ！」
いつもの笑顔で答える太一に
タケルは目に涙を溜めて太一に抱きついた。
「よかった！生きててよかった！
心配したんだよ！
僕たちとっても心配したんだから！」
「心配かけてすまなかったな、」
「無事合流できてよかった！
急にいなくなるから心配したよ」
「あ…ごめんね、璃久くん。」
「ううん！いいんだよ！」
そして璃久の言葉に笑うと
アグモンの頭に乗っていたトコモンに気付いた。
「あ、トコモンも戻ってきたの？」
「うん」
「わかってくれたんだね！
自分が悪いことしたって！」
「悪いことなんてしてないもん！」
「トコモン！
いつからきみはそんな風になちゃったの！？」
だが、昨晩のこともあり
トコモンとタケルは喧嘩しそうになるも
それを太一と璃久が止めた。
「まぁ、まぁ、
璃久とトコモンから話は聞いたけど
今は内輪揉めなんかしてる場合じゃないだろ？
ヤマトや他のみんなを探しに行こうよ！」
「…やだ！」
「え？どうして？」
「みんな、ぼくと璃久くんを置いてった！
始めは空さんと瑠美さん！
それから、それから、
それから最後はお兄ちゃんまで…！！」
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†NANA†(プロフ) - ページ35で、「当たる人の」が「当たる人に」になっています。 (2021年2月10日 3時) (
レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ10で、「進化さえすれば」が「進化させすれば」になっています。 (2021年2月10日 2時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ4で、「瑠美も」が「瑠美ろ」になっています。 (2021年2月10日 2時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
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