検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:28,769 hit

ページ34

朝、早速空と瑠美を助け出そうと作戦を立てるみんなは光子郎の出した地図の前に立った。


「現在ピラミッド周辺には
このようにデジモンが配置されていて、
気付かれずに中に入るのはムリです。」


「そのために
僕たちが囮の役目をするわけだね」


「そういうわけですわ」


「こっちの陽動作戦に敵が乗って動き出したら
その隙をついて太一とアグモン、そしてヤマトとガブモンが一気にピラミッドに侵入する。
いいな?」


「「あぁ」」


「光子郎、道案内頼むぞ」


「はい、でも…」


「どうした?何かまずいことでもあるのか?」


「ここの部屋に入るには
ここの隠し通路を通らないと行けないんですが…

ここの壁はナノモンのいた部屋と同じように
電流が流されているんです」


光子郎の言葉で思い出すのは
死という恐怖を改めて感じた時のこと…
だが今は空と瑠美を助けたいという思いが勝っており、みんなとともに外に出た。


「空くんと瑠美くんを助けるのが第一だ。
くれぐれもムリな戦闘はするんじゃないよ」


「あぁ」


「丈さんたちこそムリな戦闘は避けて下さい。
エテモンが出てきたらみんな逃げて構いません」


「わかった。
太一さん、ヤマトさん。
姉ちゃんと空さんをお願いします…!」


「あぁ。任せてくれ」


「みんな無事でここに帰ってきましょ!」


「「「うん!」」」


こうして作戦は決行し
ピラミッドの中に入る太一たちは璃久たちとともに、砂と同じ色の布の中に入ってその様子を見守る。

するとエテモンが出てきて
トレーラーで丈やミミたちを追いかけるのが見えた。


「うまく逃げてくれよ…!
行くぞヤマト!光子郎!」


「あぁ!」
「はい!」


「3人とも!気を付けて!」


「ああ!」


そしてそれを見届けると
太一たち3人はピラミッドの中に入り
璃久とタケルは丈やミミを助けようと布を動かしながら移動した…


「(姉ちゃん…無事でいて…!)」

4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
22人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

†NANA†(プロフ) - ページ35で、「当たる人の」が「当たる人に」になっています。 (2021年2月10日 3時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ10で、「進化さえすれば」が「進化させすれば」になっています。 (2021年2月10日 2時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ4で、「瑠美も」が「瑠美ろ」になっています。 (2021年2月10日 2時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:スート | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年8月15日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。