7 ページ30
「ここが目的地です。」
そしてついに到着した目的地は
全体的に機械染みてており
先ほどまで見ていたものとの差が激しくみんなは辺りを見渡していた。
するとその隅の方で
何かに閉じ込められた、カプセルのようなデジモンがこちらに振り返った…
「あれは、確かナノモンや!
ごっつう頭のええ、デジモンや!」
「ひょっとして
あのデジモンがメールを送って来たの?」
『その通りだ!選ばれし子どもたち!』
「「「!!」」」
そのデジモン…ナノモンはそこから声が届かないのかパソコンの赤外線ポートから
データを送りそこから間接的に話しかけてきた。
『私はかつてエテモンと戦いそして敗れた。
そして破壊された身体のままここに封印され
思考能力を奪われた上でエテモンのネットワークを管理するホストの役割を与えられた。
だがある日、私は記憶を取り戻し
エテモンに気づかれぬよう
少しずつ自分の身体を修復し始めたのだ。
そこで起こっていることは何でも知り
それを干渉することもできるようになった。
だが封印を解除するには
外部の協力が必要なのだ』
「私と瑠美の紋章はどこにあるのか
本当に知ってるんでしょうね?」
『もちろん。
私はエテモンすら知らない
多くのことを知っている。』
「信用できるのかしら…」
『私と君たちは
“エテモンの敵”ということで共通している。
信じてほしい』
「わかった。
で?どうすればいい?」
『こちらの指示に従ってくれ。』
そして太一と光子郎がそれを解除しようとしたとき“そこまでよ!”とエテモンが現れた…
「エテモン…!?」
「あれだけ色んなことやれば気付くわよ!
監視カメラくらいあるんだから!」
「よくも!」
「やってくれたな!?」
「あ”!気付いてたのね!?」
「あなたのせいでしょ太一…!」
「子どもたちがこの大陸に上陸する時
ネットワークがおかしくなったけど、
あれもあんたね?」
『あの直前に修理が完了したのだ』
「ふん!!」
エテモンはナノモンを一瞥すると
一目散に太一の元に襲いかかってきた。
「太一!
アグモン進化…グレイモン!」
「テントモン進化…カブテリモン!」
「ピヨモン進化…バードラモン!」
「コロナモン進化…ファイラモン!」
「ゴマモン進化…イッカクモン!」
22人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
†NANA†(プロフ) - ページ35で、「当たる人の」が「当たる人に」になっています。 (2021年2月10日 3時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ10で、「進化さえすれば」が「進化させすれば」になっています。 (2021年2月10日 2時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ4で、「瑠美も」が「瑠美ろ」になっています。 (2021年2月10日 2時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ