第四十二話 ロキ ページ43
「よっと…瞬間移動成功〜♪」
淡い水色の光と共に、別の場所に移動した僕。
危なかったなぁ…、何で怒ってたんだろ?
あの子達は覚えてたけど、何もしたおぼえが……
途端、頭にノイズか走った。
「…!?あ……ッ!」
痛い!なんで!?
あまりの痛さに、その場に膝から崩れ落ちる。
なんだろう、さっきの子達の仕業か…?
頭を抑え、その場にうずくまっているとスゥ…っと痛みが急に消えて無くなった。
嘘のように
「え?な、何が……?」
おかしいな、今までそんなことなかったのに…
手のひらを見て、握ってみる
……異常なし。足も……何も無いな。体、違和感なし
「神格は?消えたって感じは無いな。突発性の頭痛か?……うーん…」
とりあえず、歩きながら考えてみれば目の前が急に開けた。
なんだろう、ここ?
暗くてよく見えないな……
「レーヴァテイン」
そう呟いて、今は杖状の武器を取り出す。
「《ルーン魔法・カノ》(松明の火)」
ボッ…
火を生み出してあたりを照らす
…そしたらいきなり沢山の僕が映し出されてびっくり!
「うわぁ!?……って、鏡かぁ……びっくりした」
どうやらここは『鏡の部屋』とか何か何だろう。
どうしてこんなとこがあるか、なんて考えても答えなんて出やしない。
「主催者が何かに使うのかなぁ〜?…あれ?なんでこの鏡かけてるんだろう?」
ツーっと撫でてると、一枚の鏡がかけてる事に気がついた。
そして、その鏡が『水』で出来てる事に気がつく。
「みずかがみかな?……まぁいいや、直しとこ」
修復して、上機嫌にそこを離れた。
…その鏡に、不気味な影が笑ってることに気付かないで
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夕暮れの紅猫(プロフ) - 浅葱_なずさん» 一応、続きがありますよ! (2017年9月5日 1時) (レス) id: bc75671915 (このIDを非表示/違反報告)
浅葱_なず(プロフ) - 凍結でつか(*゚▽゚) (2017年9月4日 22時) (レス) id: 638a6231c6 (このIDを非表示/違反報告)
夕暮れの紅猫(プロフ) - 欺瞞と悪戯の神・ロキさん» ありがとう! (2017年7月22日 17時) (レス) id: bc75671915 (このIDを非表示/違反報告)
欺瞞と悪戯の神・ロキ - 遅くなりました!直したよ! (2017年7月22日 16時) (レス) id: 55b7b486eb (このIDを非表示/違反報告)
欺瞞と悪戯の神・ロキ - 夕暮れの紅猫さん» わかった!何とかしてそれにする!僕の事はためでいいよ! (2017年7月21日 22時) (レス) id: 55b7b486eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ステラどるちぇ x他14人 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年5月28日 20時