第四話 キル ページ5
夜。
依頼もなく、フラフラと歩いていると見覚えのないポスターが貼ってあった。
少し興味を惹かれ、辺りに誰もいない事を確認し、ポスターへと近づく
内容は…
『我が世界、最高にファンタジー計画:メンバー募集中!私達は共に散らばった世界を繋ぐ仲間を探しています!!』
………
なんだ?この巫山戯たポスターは。
目を細めて、呆れる。
散らばった世界………ねぇ。
「……トール、どこいったんだよ」
100年前、あの戦争の中、孤児だった僕を拾って育ててくれた育て親。
ある日を堺に、僕の目の前から姿を消した。
噂では死んだとされてるが、僕は生きていると信じたい。
………行ってみようか。
もしかしたら、何処かで…
『問おう。汝、この企画に参加したい者か?』
「…!?」
突然の声に、反射的に身構える。
……が、周りには誰もいない。
「何だ…?」
『ここだ、ここ。ポスターだ』
「ポスター…?」
ポスターを見ると、淡く光っていた。
匂いを嗅ぐあたり、遠隔系統の魔法らしい。
恐らく主催者が話しているのだろう。
少し警戒しながらも好奇心には勝てず、答える。
「まぁ、そんなとこだね。あんたはこのポスターの主催者か?」
『いや、余はこの企画のリーダーだ。主催者は他に居る。』
「…ふーん…」
『…それで、この企画に参加するのか?』
…何か心配だけど…
「面白そうだし、参加させてもらう。」
そう言うと『そうかそうか』と嬉しそうな声がした。
『そしたら、ちょっと離れてはくれないか?魔法陣を使ってこちらに来てもらう。』
「分かった」
少し離れると淡く光っていた文字が魔法陣と形を成していく。
それに触れた途端、まばゆい光に包まれ____
「ようこそ、歓迎するぞ。」
目の前に黒髪の少女がそういった
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夕暮れの紅猫(プロフ) - 浅葱_なずさん» 一応、続きがありますよ! (2017年9月5日 1時) (レス) id: bc75671915 (このIDを非表示/違反報告)
浅葱_なず(プロフ) - 凍結でつか(*゚▽゚) (2017年9月4日 22時) (レス) id: 638a6231c6 (このIDを非表示/違反報告)
夕暮れの紅猫(プロフ) - 欺瞞と悪戯の神・ロキさん» ありがとう! (2017年7月22日 17時) (レス) id: bc75671915 (このIDを非表示/違反報告)
欺瞞と悪戯の神・ロキ - 遅くなりました!直したよ! (2017年7月22日 16時) (レス) id: 55b7b486eb (このIDを非表示/違反報告)
欺瞞と悪戯の神・ロキ - 夕暮れの紅猫さん» わかった!何とかしてそれにする!僕の事はためでいいよ! (2017年7月21日 22時) (レス) id: 55b7b486eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ステラどるちぇ x他14人 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年5月28日 20時