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第三話 アリア ページ4

「全く……なぜ余が働かなければならん」


そういって、余はソファなるものに横になりながら術でポスターを量産していた。


数週間ほど前のこと。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『で、何の用なのだ?ソフィよ』


『貴方に頼みたいことがあるのです』


この、落ち着いた腹の立つ喋り方の女がソフィことソフィア=アルネス。


光を司りし高位精霊の一角で、余の古い友人だ。


大体のことは一人で解決してしまうハイスペック野郎のこやつが、どうして余に頼み事を申し出てきたのか。


『うむ、なんだ』


『私が作った企画の、リーダーをお願いしたいのです』


余は少しふっと笑ってしまった。


『なんだ。そのような事か。面倒くさいがやってやらぬ事も無い』


普段なら絶対に断るはずだが、何だか自分がこやつに勝っている気がし、少し嬉しかったので受けてしまった。


『ふふ、貴方ならそう言ってくれると思いました。頼りにしてますよ』


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

と、あやつは確かこう言ったっきり行方をくらましてしまったのである。


「軽い気持ちで受けるんじゃなかった……それ、飛んでけ」


余は量産したポスターを魔術で転移させ、世界のあちこちに飛ばした。


「ふぁぁ……眠たいの……」


余はソファに寝返りをうち、まどろみの中へと落ちていった。


……………………………………………………………

ヴー、ヴー、と、何かの音が余の眠りを覚ます。


「むむむ……何事なのだ?」


よく見ると、それは魔術で設置した通知システム。


誰かが、ポスターに反応した様だ。


余は眠りが覚めないふらふらとした状態のまま、システムに移動し、こう言ってやるのだ。


『問おう。汝、この企画に参加したい者か?』

第四話 キル→←第二話 フェリヴァ・ギャラクネス



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設定タグ:募集企画 , ファンタジー , 小説版   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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夕暮れの紅猫(プロフ) - 浅葱_なずさん» 一応、続きがありますよ! (2017年9月5日 1時) (レス) id: bc75671915 (このIDを非表示/違反報告)
浅葱_なず(プロフ) - 凍結でつか(*゚▽゚) (2017年9月4日 22時) (レス) id: 638a6231c6 (このIDを非表示/違反報告)
夕暮れの紅猫(プロフ) - 欺瞞と悪戯の神・ロキさん» ありがとう! (2017年7月22日 17時) (レス) id: bc75671915 (このIDを非表示/違反報告)
欺瞞と悪戯の神・ロキ - 遅くなりました!直したよ! (2017年7月22日 16時) (レス) id: 55b7b486eb (このIDを非表示/違反報告)
欺瞞と悪戯の神・ロキ - 夕暮れの紅猫さん» わかった!何とかしてそれにする!僕の事はためでいいよ! (2017年7月21日 22時) (レス) id: 55b7b486eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ステラどるちぇ x他14人 | 作者ホームページ:   
作成日時:2017年5月28日 20時

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