Destiny 158 ページ14
2、3秒、沈黙が続いたかと思うと。
風「 ええええええ！？ 」
大袈裟なぐらいの声で叫ぶ風磨くん。
風「 ガチ？お前ら付き合ったの？
まあ昔からラブラブだったもんな〜〜
へえ〜なるほどな〜〜 」
1人で勝手に盛り上がってる風磨くんに
今度は岸先輩がポカーンとしている。
優「 え？風磨くん知ってるんすか？
彼氏さんのこと 」
風「 知ってるも何も、
幼い頃からずっと一緒に居たからさ 」
優「 はあ、へえ〜 」
独特な相槌で、まだどこか不思議そうな岸先輩に、
風磨くんは私たちの出逢いなんかを話し始めた。
そんな2人をぼーっと見つめながら
チビチビとお酒を飲んでいた時だった。
突然、彼が現れたのは。
店「 いらっしゃーせー 」
店員さんの独特な挨拶で、
目を入り口の方に向けると
この場には似合わない、
まるでモデルのようないでたちの廉が
すぐそこに立っていた。
風「 おっ！噂をすればじゃん！ 」
『 な、なんで、いるの… 』
みんなの視線は一気に廉に集まって
女性陣はもちろん、おじさん達まで
廉を見て、かっこいいやらなんやら騒いでいる。
廉「 遅いから迎えに来ちゃった 」
優「 イケメンかよ 笑 」
岸先輩はまだ何も知らない。
このイケメンが、
まさか自分をライバル視しているなんて。
風「 廉、久しぶりだなー 」
廉「 え！風磨くん！？本物っすか！？ 」
風「 人を偽物みたいに言うな 」
さっきまでカッコつけてたくせに
風磨くんの顔を見るなり、
いきなり幼くなる無邪気なところが可愛い。
風「 廉も一緒に呑もうぜ 」
廉「 え、いや、でも俺は… 」
風「 いーからいーから、ほら座って！
すいませーん、ビールもう一杯お願いしまーす！ 」
私の顔を見て、
少し困ったように眉を下げた廉だけど、
結局風磨くんに乗せられて、
風磨くんと岸先輩の間に座った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 736人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まる - 続き待ってます！ (2022年10月16日 7時) (
レス) id: 9a59a0ea88 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 続き見たいです！頑張ってください！ (2022年9月23日 23時) (レス) id: 9a59a0ea88 (このIDを非表示/違反報告)
mii（みぃ）(プロフ) - まるさん» いつもコメントありがとうございます！嬉しいです！ (2022年9月10日 11時) (レス) id: c2e6ba4c3e (このIDを非表示/違反報告)
まる - 更新ありがとうございます！楽しみにしていたので嬉しいです♪続きも楽しみにしてます！ (2022年9月9日 20時) (レス) id: 9a59a0ea88 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 更新待ってます！ (2022年9月4日 11時) (レス) id: 9a59a0ea88 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mii（みぃ） x他2人 | 作成日時：2018年5月30日 20時
