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で、その経営者さんはというと、これから予定があって外せないからと俺に“ゆき組”の場所だけ伝えて行ってしまった。
その“ゆき組”にたった一人残ったという施設長の、阿部さんという人が色々教えてくれるから、と言い残して。
で、言われたとおりに来たんだけど、“ゆき組”は普通組とは渡り廊下などで繋がっておらず、一番端っこにどーんと構えていた。別館という感じ。
大きくてキレイ。庭なんかもあって、門と柵でぐるっと囲まれてる。
もう一回深呼吸して、門をくぐる。
うわ〜…めっちゃ緊張する…。
俺口下手だから阿部さんと気まずくなったらどうしよう。子ども達と仲良くなれるか以前の問題なんだよね…。
ううん、そんなこと言ってる場合じゃない。
とりあえず、とりあえずだから。と心で呪文のように唱えてインターホンに手を伸ばした時。
？「こんにちは、ゆき組に何かご用ですか？」
と、声をかけられた。
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ゆあ(プロフ) - めっちゃすきです (2023年2月23日 19時) (
レス) @page22 id: a447ff0eda (このIDを非表示/違反報告)
沙耶 - 続き待ってます！ (2022年10月15日 8時) (レス) id: 6a6eda54e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬優子 | 作成日時：2022年8月11日 20時
