【七つの大罪】大罪人とヒーローと 【ヒロアカ】

個性……？ ページ9

A〜



ディアンヌに髪を二つに結んでもらい、先程から騒がしい出久くんたちの所へ向かった。

緑 「えっと！ ああああの！こ、これ個性っていうんです！ その…なんていうか… あの…」

メ 「……個性？ なんじゃそら。」

緑 「あのっ！ 僕達の世界ではっ！ さっきかっちゃんがだしたやつの事を個性っていうんです！ その…個性は色々あるんですけど…」

A (出久くんかわいーなぁ… ナレーションがあったら一発なんだけど…)

メ 「なら轟の個性はなんだ？」

轟 「俺は『半冷半燃』。」

そういって轟君は少しだけ炎と氷をだした。

キ 「ねぇ！ なんかヤバそうだしさ、外出ない？」

メ 「だな！」

そういって私達は外に出た。

バ 「んでよー♪ さっきの爆豪がだしたやつはなんていうんだ〜♪」

爆 「爆破だわ！ ボケ！」

キ 「へぇー。 なんかすごいね、皆して…」

A (もともと知ってるからなんて反応すればいいかわからない…)

デ 「ねぇねぇ！ じゃあさ、その緑の子は？」

轟 「緑谷はヤバイ。」

メ 「ほほう！ 余計気になってきますな！」

バ 「なら俺がくらう♪」

キ 「やめたほうがいいよ！ どんなのかもわからないのに！」

メ 「いや、そうしよう！ な、バン！」

バ 「おう♪」

緑 「いやいや、話についていけないよ！ 絶対危ないって！」

メ 「大丈夫！ こいつは不死身だ！」

と、いうことで… 出久君の「ワン・フォー・オール」をバンさんがうける事になった。

緑 「だ、大丈夫かなぁ…。」

轟 「緑谷、本気だすなよ。」

緑 「わかってるよ…。」

爆 「いや、本気でいけ！」

緑 「ぜ〜〜ったいにだめだよ！」

バ 「はっやくしろ〜♪」

緑 「はっ、はい！」

デ 「楽しみだねー！」

A 『うん！』(生ワン・フォー・オール…)

緑 「よしっ！ ………5％ デトロイトーー！」

ものすごい風で、木々や髪が勢いよく揺れる。

緑 「「！！！SMASH！！！」」

バ 「ごふっ」

勢いよく血を吹き出すバンさん。
「わっ！ す、すみません！」と、何度も頭を下げて謝る出久君。
バンさんの怪我はすぐに元通りになった。
そして皆揃えて言う…
「すごい…。」

デ 「三人ともすごいね〜！ 僕見直しちゃった！」

緑 「あわわわ！」 (ち、近い…！)

メ 「轟の個性もすごいよな！」

キ 「緑谷君のは… さっきのは、本気じゃないんだよね？ 5％っていってたし…。」

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