検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:9,565 hit

_ ページ29

.





そうして早くも5月に突入した






ゴールデンウィークに帰ると伝えると、嬉しいことに“俺も仕事の状況次第でそっち戻ろうかなー”と返信が来た





もちろん、岩田先輩





約1ヶ月半それぞれが別々の場所で生活しながらも、あのことだけは隠してきた






“誰にも言うなよ”







普段の話し方からは似ても似つかないその支配的な言葉が、かっこいいほどに男っぽさを取り巻く






言わないです。絶対に
そんなことしたら危ないのは先輩の方なんだから



それに私が言ったところで共通の知り合いなんて……









.









…一人、居た








私にとっては中学も高校も、なんなら小学校から知ってる



高校が同じってことは岩田先輩のことも知ってるし、思えばあの頃、先輩のラインを教えてくれたのは“彼”だ








ある時を境に連絡は途絶えてしまったけれど
どこか私の心の中に残ってる









だめだ、絶対にダメ


彼の耳に届くようなことがあってはならない









.









.









.









.









.









隼にだけは。

_→←_



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.0/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
33人がお気に入り
設定タグ:佐野玲於 , 岩田剛典 , 小森隼
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:彗星 | 作成日時:2020年5月22日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。