大正時代でもわんだほい【プロセカ】【鬼滅の刃】

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玄「どうでも良いんだよ鴉なんて


刀だよ刀！！今すぐ刀をよこせ！！


鬼殺隊の刀！！色変わりの刀！！」


『わーダメダメ！！暴力は良くないよ！


まだ刀は作っていないみたいだし今は貰えないんだよ！』


玄「あ？何だお前」



とにかく落ち着かせようと思い二人の間に入ったものの、睨まれて思わず萎縮してしまう


でも此処で折れちゃ駄目だと自分を奮い立たせて睨んでくる男の子に向き合う



『いくら刀が早くほしいからって人を殴っちゃダメだよ！


カラスさんだって生き物なんだからあんな乱暴にしたら可哀想でしょ？』


玄「…チビのくせに何説教垂れてんだよ」


『！』



さっきまで女の子を掴んでいた手が此方に降り下ろされようとした時、炭治郎くんがその腕を掴んだ



炭「いい加減にしないか！


もしそれ以上えむに手を出すなら折る！！」


玄「ああ？何だテメェは


やってみろよ！！」


『あの、炭治郎くん別にそこまでしなくても…


ひょえっ！？』



炭治郎くんが掴んでいた男の子の腕からミシッという骨の軋む音がして思わず身震いする


え？えっ？？たんじろーくん折っちゃったの？？？？


気のせいだよね…？あれ？？でも男の子かなり痛がってる


……ほんとに折っちゃったの！？



炭「ふぅ…えむ、大丈夫か？」


『あっハイ大丈夫デス』


炭「なら良かった！」



優しい人程怒ると怖いってよく聞くけど、本当なんだ…


今の炭治郎くんすっごく怖かったよぉ…




「お話は済みましたか？


ではあちらから刀を造る鋼を選んで下さいませ


鬼を滅殺し己の身を守る刀の鋼は御自身で選ぶのです」



うーん…？違いがよく分からない


分からないけど、何となくこれじゃないかと本能的に私の手は一つの鋼に手を伸ばしていた

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