15 ページ16
『おわわっ！！』
結構思いっきり飛び降りたのかして男の子を受け止めた時によろけて何歩か後ずさる
あ、危なかったぁ〜…受け止めてあげる！なんて自信たっぷりに言っといて転んじゃう所だったよ
『ふぅ……君、大丈夫？怪我はない？』
顔を覗き込むと男の子はガバッと顔を上げた
綺麗な琥珀色の瞳には涙が溜まり、今にも全部溢れてしまいそうだ
きっと凄く怖い思いをしたんだろうなぁ
さっきも泣いてたし
私の顔を見て口をぱくぱくしている男の子に首を傾げる
すると男の子は私をぎゅーっと抱きしめてわっと泣き出した
善「ありがとおおおおお！！
俺、もうほんとにめちゃくちゃ怖くて！
女神様だよ俺を一生守ってよおおおお！！！！」
『？良いよ！私が守ってあげる！！』
善「え、何この子健気過ぎる結婚しよ」
『ほえ？』
結婚？どうして？
あ！私まだこの子のお名前聞いてない！！
『お名前は何て言うの？』
善「ぐすっ…我妻善逸だよ」
『分かった！善逸くんだね！！
私鳳えむ！怖いなら最終選別が終わるまで一緒にいようよ！
私が善逸くんを守るから安全だよ！！』
善「えむちゃん……
最終選別終わったら籍入れに行こう」←
『うーん、気持ちは嬉しいけど難しいかなぁ…
元の世界の事もあるしまず実弥くんにも聞かなきゃだし…』
善「元の世界？」
『ううん！何でもない！』
うっかり口が滑っちゃった…おかしいと思われちゃったかな？
善逸くんと手を繋ぎお歌を歌いながら歩いていると、
善逸くんが立ち止まり急に目を剥いてビックリし出した
ついさっきまでニコニコしてたのにどうしたんだろう？
善「ちょっと待って！？実弥くんって誰！！？
えむちゃんお付き合いしてる相手いるの！？」
『ほ？いないよ！実弥くんは私の師範なんだー！
色々あって今は一緒に住ませてもらってるの！！』
善「えむちゃんと、同居…………
一つ屋根の下で一緒だと……！？」
『そうだ！善逸くんも一緒に暮らせば良いんだよ！
そしたらずっと一緒にいられるよ！！』
善「え〜良いの？じゃあお言葉に甘えて〜！！
…って言いたいけどそれして師範に殺されない？俺
さっき見たけどえむちゃんめちゃくちゃ強かったじゃん
そのえむちゃんを鍛えた人でしょ？化け物並に強いんじゃない？？」
『実弥くんはとっても強いよ！！
ゴゴゴゴシャキーンってしてるんだ！』
善「何それとてつもなく怖いんだけど」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 196人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
炎王夜宵＠学校なんて消えちまえ(プロフ) - 風蘭dollさん» で、炭治郎が「きっとカナヲは自分の意志が弱いんだよ」みたいな事いってたような？ (9月4日 20時) (
レス) id: 531f67c071 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - 炎王夜宵＠学校なんて消えちまえさん» ありそう！言ってそう！！（笑）私鬼滅はアニメしか見てなかったのでその分見落としとかあるかもです……。 (9月4日 7時) (レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
炎王夜宵＠学校なんて消えちまえ(プロフ) - 風蘭dollさん» なんか、カナヲのセリフに「裏が出たから返事をしただけ」みたなヤツがあったようななかったような、、、って感じですｗ (9月3日 21時) (レス) id: 531f67c071 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - 炎王夜宵＠学校なんて消えちまえさん» あ〜なるほど…明らかな描写されてたりとかしてたら分かるんですけど実際どうなんでしょうね……私も分かんないです笑 (9月3日 21時) (レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
炎王夜宵＠学校なんて消えちまえ(プロフ) - 風蘭dollさん» いや、ガチで私が間違ってるかもしれないですｗでも、カナヲちゃん裏で炭治郎に返事してた気がして、、、 (9月3日 20時) (レス) id: 531f67c071 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風蘭doll | 作者ホームページ：http://flandoll'scollections
作成日時：2022年1月16日 23時
