- 会いたかった ページ27
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はぁ、はぁ…着いた。うみちゃんの家、着いた。
てかそもそも家いるのかわかんないな、
会いたくて、とりあえず走ってきたけど。
お願い、家に居ますように。
願いながら、インターホンを鳴らす。
中村「は〜い、今開けます」
ドアの奥から、うみちゃんの声がする。
よかった、居た。
そしてドアが開く。
中村「はいはい、何ですー…うわっ、なんでいんの！？」
…うみちゃんだ、うみちゃん。
会いたかった、うみちゃん。
反射的にうみちゃんのことを抱きしめる。
中村「ちょ、なに」
A「…好き、」
中村「…は？」
A「私、うみちゃんが好き」
中村「…あー、いつものね？メンバーとしてでしょ」
A「違う、1人の男の人としてうみちゃんが好き」
中村「…いやいや、何言ってんの？A酔ってる？てか、板柿くんどうした」
A「酔ってなんかないです、シラフです。板柿くんとはばいばいしてきた、うみちゃんに会うために」
中村「は？ちょっと待って、意味わかんないんだけど」
A「意味わからなくない。会いたいって言ったの、うみちゃんじゃん」
中村「いやそうだけどさ、」
うみちゃんにくっついていたら
どんどん、言いたいことが溢れてくる。
顔を上げて、うみちゃんの顔を見つめて聞く。
A「…ねぇうみちゃん、私のこと、もう好きじゃなくなった？」
中村「…は？」
A「嫌いに、なったの？」
中村「…そんなわけないじゃん、好き、だよ」
好き、なの？
じゃあどうして、
うみちゃんは私を突き放そうとするの
A「じゃあ、なんで最近そんなに、冷たいの…？」
中村「えっ」
うみちゃんが余計にわかんなくなって、
涙が流れてくる。
中村「ちょ、何で泣いてんの」
A「泣いてなんかない、」
中村「涙流れてんじゃん」
…なんだろ、私、結局迷惑かけてる。
気持ち伝えてはみたけど、話し合える気がしない。
どこまでも中途半端なんだ、私。
帰ろう、もう。私には無理だったんだ。
A「…ごめん、やっぱり帰る」
そう言って外に出ようとすると、
中村「まって！」
うみちゃんに、腕を掴まれた。
中村「…とりあえず、家入って。話、聞くから。そのまま帰られるのが1番困る」
うみちゃん…。
A「ほんとにごめん、私ー」
中村「もういいから。ほら、入んなよ」
A「…はい」
腕を引かれるまま、部屋に入った。
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推しとリアコは別JAPAN(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！美紀さんも、お気をつけください。 (2021年3月8日 16時) (
レス) id: e1ea409579 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - TravisJapan大好きですしめちゃんとのえる君と宮近君寄りのオール担当です最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年3月6日 13時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：推しとリアコは別JAPAN | 作成日時：2021年3月3日 0時
