イケメン が あらわれた ページ47
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Aさんに付きまとう輩がまた現れては危ないという事で、Aさん経由でホソクさんから仕事帰りの彼女を部屋まで送る命を受けた。
その事は店長のナムジュンさんにも伝わっているようで、
「こんばんは。Aさんのお迎えに上がりました」
「ああ、こんばんは。いつもありがとう、ジミン君。奥の席で待ってて」
笑顔のナムジュンさんに軽い晩御飯をご馳走になる事が増えた。
「ありがとうございます、この位朝飯前です！それから僕の事はどうぞ、呼び捨てにしてください！」
僕の方がはるかに年上だけど、ジミン“君”なんて堅苦しいし、呼ばれ慣れてないからね。
今日も美味しい晩御飯を頂いていると、閉店直後だと言うのに店のドアが開く音が聞こえた。
「ナムヒョン、こんばんは！」
「お、ジョングガ。今夜は遅いな、塾帰りか？」
僕は食事をいただきながら店長さんとジョングク君という男の子の会話を聞いていた。
「うん、せっかくだし、Aと一緒に帰ろうかなって」
食事の手が止まった。
Aさんを呼び捨て……？
彼はAさんとどういう関係なんだ？
まさか……
まさか……
「彼氏？」
いや、冷静になろう。
だって出会ったときにも他の男の匂いなんてしてなかった。
でも、もし、お付き合いしたてだったら……？
いやいや！だったら倒れてた僕を自分の部屋になんてあげたりしないよね？
心がモヤモヤしたまま、目の前の食事をただひたすら口に突っ込んでいると、
「お待たせしました、ジミンさん！」
「へんへん！むぁっへあいれふ！」(全然！待ってないです！)
頬張ったままでAさんに慌てて返事をした。
「あ！仕事終わったんだ、ちょうど良かった！」
Aさんの声を聞きつけて、端正な顔立ちのイケメン青年がAさんに……
「んぐっ！！」
「一緒に帰ろ、A？」
僕の目の前で恥ずかしげもなくバックハグした。
「あ！こらっ、グクっ！」
「ぐふっ！……ぐふぐふっ！」
必死に咀嚼していた僕はその一連の流れを目の当たりにして、食べ物を喉に詰めそうになった。
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あがしおん(プロフ) - syky1814さん» コメントありがとうございます。間もなくパス外して更新しますので、もうちょっとだけお待ち下さい〜。 (2020年6月13日 21時) (
レス) id: 4017986d72 (このIDを非表示/違反報告)
syky1814(プロフ) - はじめまして結婚してくださいのパスワードを教えてください。 (2020年6月13日 21時) (レス) id: 1e639eab67 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - kinanekoさん» コメントありがとうございます！何だかガッツポーズが見える気がしてきましたｗそんなに喜んでいただけると作者冥利に尽きます。ありがとうございます、ぼちぼちっと頑張ります♪ (2019年1月3日 22時) (レス) id: 1e736e073a (このIDを非表示/違反報告)
kinaneko(プロフ) - あがしおんさんの新作を見つけた時、「来た……!!!!よっしゃ！」と思いました！今年もいろんな作品が見たいです！頑張ってください！応援しています！ (2019年1月3日 21時) (レス) id: 6812edf24f (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - ARMY&CARATさん» 私の拙い作品を気に入っていただけて、ありがとうございます！マイペースですが、更新頑張ります！ (2018年12月29日 2時) (レス) id: 1e736e073a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あがしおん
| 作成日時：2018年12月25日 0時
