好きな人は遠きにありて愛でるもの…だけど (ページ7)

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YG「･･･何があった？」
A「え・・・」
YG「ジニヒョンと何があった？」

ジニヒョン？誰だっけ？

A「あ・・・主任･･･。」
YG「ヒョンに襲われでもしたのか？」

困ったような怒ってるような…複雑な表情のユンギさん。

『ま、ユンギやナムジュニくらいなら話しても大丈夫だよ。』

話しても…いいのかな。

A「昨日・・・主任が・・・」

自分のこんがらかった気持ちを整理するようにユンギさんに話した。

＿＿＿＿

一通り話をすると、私の気持ちも落ち着いた。

…酔って可愛かった主任の話はさすがにしなかったけど…。

しばらく黙って聞いていたユンギさん。

YG「はぁ～～～～。ったく・・・。」
頭をガシガシと掻き毟り、あきれたような声を出した。

YG「ヒョンはバカだと思ってたけど、そこまで馬鹿とはな・・・。

で？Aは何にショック受けたの？昔の女の事で何も言ってくれないって事？
大胆なことやらかしたバカなヒョンの事？」

A「・・・去り際にキスされたことでしょうか・・・。」
YG「だろうな。」

面白いものでも見るように、ニヤニヤしてるユンギさんに突っかかった。

A「普通にショックでしょう？！突然ですよ？あんな・・・濃厚な・・・。
かっ･･･軽いのは１回・・・されたけど。」

YG「ぶっ！！くっははははは！！」

何故かお腹を抱え、身をよじって大爆笑のユンギさんにイラッとした。

A「ちょっと！そこ笑うとこですか？！」
YG「あははは・・・はは！はぁ～～面白れぇ！！
・・・わりぃ！いや・・・くくくく！」

涙流して笑うことか？

A「あーもーむかつく！ユンギさんなんかに話すんじゃなかった！」

YG「あーあ！はぁ！･･･くるし・・・はぁ･･･わりぃわりぃ！Aの事、馬鹿にしたわけじゃないから。」
A「…私の話でひとしきり笑っといて馬鹿にしてないは通りませんよ？」
YG「ジニヒョンの事だよ！
ヒョン、馬鹿だからさ、お前に嫌われるのが嫌でず～～っと我慢したんだよ。
それが爆発しちゃっただけ！」
A「爆発…」
YG「いや～！ヒョンもやるなぁ～ｗｗ見直したわぁ～！」

明らかに面白がってますよね、ユンギさん？