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SJ side
A「この前の、可愛かったんで！あんな風なら、どれだけでも甘えてください！」
・・・え、そっち？
確かに甘えていい？って言ったけど・・・。
Aちゃんて・・・遠まわしで言っても分かんない子なの？
え？そういう経験ない感じ？
僕があっけにとられていると、遠くでユンギの笑い声・・・いや、爆笑？
ああ、あいつの事だから聞き耳立ててたな。
多分Aちゃんに助け舟出すか、邪魔しようとしたんだ。
・・・でも今回はユンギに感謝しよう。
SJ「じゃあ、お言葉に甘えて少しだけ、ね？」
この混乱に乗じてAちゃんの肩に顔を埋めた。
甘い香り。香水？にしてはきつくもなくて甘ったるくもなくて・・・。
うん、Aちゃんの香り。
初めての香りじゃないのに凄くドキドキする･･･。
これ、Aちゃんに聞こえてたりしないかな･･･。
A「しゅに・・・」
SJ「今だけ名前で呼んで？」
A「え！で、でも」
SJ「･･･お願い。」
今だけ君を、僕だけのものにさせて･･･。
A「・・・ソクジン･･･さん」
名前で呼ばれただけなのにまたドキドキしてきた。
いいなぁ。ホントにそう呼ばれる日が来たら･･･。
SJ「はぁーい。」
Aちゃんちに泊めてもらった時ほど酔ってないから、可愛くなんてできなかったな。
ご希望に沿えず、申し訳ない･･･。
･･･誰かが近づく足音がしている。
A「主任、離れ・・・」
SJ「いいからこのまま。僕が寝たことにして。」
意地悪してみた。
きっとAちゃんは真面目だから・・・
A「あ・・・主任･･･寝ちゃってるから・・・しぃー！」
ぎこちない演技。焦ってるな・・・可愛い。
顔見られなかったのは残念だったな。
JM「ごっごめん！お邪魔しました・・・。」
相手はジミンか。あいつは隠せないタイプだからな･･･。問い詰められてボロ出さないか心配だけど。
ま、酔ってて覚えてなかったことにしちゃおう。
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作者名：あがしおん
| 作成日時：2018年5月12日 12時
