検索窓
今日:1 hit、昨日:40 hit、合計:312,323 hit

74 ページ24

順調に仕事が片付き、定時で上がれた私とジョングク君。
お肉が大好きなジョングク君の為に、私のマンションからほど近い所にある屋台へ向かった。

A「ここね、焼き肉丼がすっごく美味しいの!」
JK「屋台も知ってるなんて。ヌナ、すごい!」
A「うふふ!もっと褒めて♪
あ。少し飲んでいい?お酒。」
JK「うん、もちろん!」

今日はちょっとだけお酒も嗜むつもりでこの屋台に連れてきた。
おつまみも充実してるこの屋台が好きで、たまに一人で来たりする。

主任とジョングク君の事でご無沙汰ではあるんだけどね。


A「はい、今日もお疲れ様。」
JK「乾杯!」

ぐっと飲み干すとジョングク君の視線に気づいた。

JK「ヌナ、」
A「ん?なに?ジョングク君?」
JK「ヌナ、グクでいいって。」
A「あ、…うん、彼女でもないのに愛称とか、図々しいかなっと・・・。」
JK「俺は呼んでほしいからお願いしてるんだよ?」
A「うん・・・。そうだよね・・・。」

これから慣れていかなくちゃいけないなぁ。

JK「・・・あ、これ、美味しい!」
A「どれ?あ!初めて見るメニューだ。肉巻きかな?」
JK「味見にあげる。はい、あーんして?」
A「え」
JK「早く。あーん。」


・・・こんなところであーんは・・・恥ずかしいけどやらなきゃいけないみたい。


だって・・・ジョングク君の目が期待たっぷりに輝いてる…。

A「あー…」
思い切って口を開けたら、割と大きめのお肉が突っ込まれた。

A「んー!んっんん!(おっきい!)」
JK「飲みこんでからしゃべってww」

A「・・・っ、おっきいよ!もうちょっと大きさ考えてよ〜!」
JK「あはははっ!食べれたからいいじゃん!」


和やかで楽しい。一人の食事なんかより、ずっと。




でもどうしてかな?


主任と朝ご飯食べた時のような緊張感…ドキドキがないのは・・・。

私、もうジョングク君に心許してるってことなのかな…。





食事って…侮り難い。

75→←73



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (152 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
393人がお気に入り
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あがしおん | 作成日時:2018年5月12日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。