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急遽、3人で食べることになったランチ。
そしてまたこの二人がよく食べる…。
SJ「もきゅもきゅ…これ、美味いよ。」
JK「むぐむぐ…ホントだ。」
SJ「もきゅもきゅ…これちょうだい。」
JK「むぐむぐ…こっちが美味かったですよ。」
互いのおかずを分け合うふたり。
A「・・・仲良しか!兄弟か!」
ついツッコんじゃったじゃないか!
仲が悪いのかと思ってたら、そんなことなくて拍子抜け。
もしかして私が気を揉むこと、無かったりする・・・?。
──── ── ─
SJ「ごちそうさま。僕、先に戻るね。」
A「はい、分かりました。」
SJ「ゆっくり食べてね、Aちゃん!」
JK「・・・俺もいますけど。」
SJ「・・・ジョングギもごゆっくり。」
主任は、若干引きつった笑顔で食堂を後にした。
A「ジョングク君、今も主任と仲良いの?」
JK「むぐむぐ…そりゃ、一緒に外回りに行ってたからね。別に嫌いじゃないよ、先輩としては。」
二人きりの時は敬語がなくなるジョングク君。
A「男性としては?」
JK「俺のライバル。」
A「ああ、なるほど。」
・・・愚問でした。
JK「…ジニヒョン・・・主任は仕事すげーできる人だよ。ふざけてるように見えるけど。
とにかくリサーチがすごいし新規開拓したら俺を1番に売り込んでくれてたし。」
A「へぇ…私外回りってしたことないから主任のそういう仕事ぶりって知らないんだ。」
口の中のものをお茶と一緒に飲みこむ。
JK「・・・俺だって頑張ってるよ?主任にもホソギヒョンにも負けないくらいにね。」
A「そかそか♪えらいね!」
頭を撫でてあげるとすごく嬉しそうに笑うから、可愛くてしょうがない。
JK「ヌナ、今夜、また一緒にどこかで食べて帰らない?」
A「そんな頻繁に大丈夫なの?」
JK「大丈夫!それに、ヌナのいくお店って、リーズナブルで美味しい店が多いから俺も助かってる。」
A「んー。じゃ、少し食べて帰ろうか。でも、近々親睦会するんだから、出費は抑えめで。」
JK「やった!これで午後からも頑張れる!」
A「うん!がんばれ!ジョングク君!」
無邪気に笑うジョングク君に癒される…。
・・・私も午後からがんばろう。
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作者名:あがしおん | 作成日時:2018年5月12日 12時