検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:173,338 hit

ページ44

A「大丈夫です!お世話するために来たんだから!入れてください!」

その勢いに押されてAを部屋に入れてしまった。


は・・・初めて女の子を部屋に入れちゃった・・・。

部屋をまじまじと見られてるような気がして、気が気じゃないんだけど?!
散らかってるの、気になるのかな?
どうするどうする?

A「なんだ…綺麗にしてある。」

え。そうなの?
よかったぁ〜!とりあえずAの許容範囲の綺麗さってことだね。


緊張しまくってる自分を落ちつけたくて、まずはちょっと遠回りして、ベッドに腰かけ体温計で熱を測ってみる。

A「キッチン使うね?」
Aはキッチンに立つと何か作ってくれるのか、準備を始めた。

熱はもう平熱に戻っていた。
「良かった…熱はもう下がってた。」

でも、まだ熱っぽく感じるのはキッチンのAの後ろ姿を見ているせい。

A「それなら、スープ作ってる間にシャワーしてきて〜。」
「えっ!!///」

しゃ?シャワー??
僕をどうしたいのっ?

A「熱が下がったんなら、お風呂に入れるでしょ?」


あ・・・そういう事か・・・

「あ・・・うん・・・そっか・・・そうだね・・・いってきます・・・」

意識しすぎだよ・・・僕。



シャワーを済ませ、着替えて出てくると、

A「・・・うん、いい感じ。」
味見をしながら独り言を言うAの横顔。

可愛いなぁ・・・。こっから眺めてるだけでも全然いいんだけど・・・。

自分の部屋だって思うと、気持ちが少しずつ大胆になってくるもので…

「はあ〜〜!スッキリした!・・・おお!いい匂い〜!」
Aの肩越しに鍋を覗き込んだ。

うん!見ただけで美味そうなのが分かる。

今・・・すごく近い。

わざわざエプロン持参で料理してくれるとか、こういうの女子力ていうの?
可愛い。すごくハグしたい!何なら押し倒したい。

あぁ・・・変な気起こしそうで辛い…!

ホントにこのまま抱きしめてもいいんだけど・・・。
今Aに触れたら絶対自分を押さえられない気がして、この距離を保つのに必死だった。


ちょっと頬を赤くしていたAが
A「髪、乾かしてあげる!ドライヤー貸して?」

突然僕に向き直るからびっくり。

「え!う、うん!」


乾かしてくれるんだ・・・。うれしい・・・。

★→←★



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (233 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
284人がお気に入り
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

mayukanamatu281(プロフ) - ありがとうございます。探してみます。楽しそう。 (2020年8月19日 20時) (レス) id: 66d4af61b5 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - mayukanamatu281さん» コメントありがとうございます!パスについてはまずは「小瓶の使い魔のお部屋 4部屋目」のコメント欄にヒントがありますので、それを解くと分かります。もしわからない時にはボードorこみゅのメッセージからどうぞ! (2020年8月19日 18時) (レス) id: 7e5b19fe00 (このIDを非表示/違反報告)
mayukanamatu281(プロフ) - はじめまして。ホビたんが好きで読みました。とても面白かったです。少しずつ全作品、読んでいきます。パスワードはどのようにしたら、わかりますか? (2020年8月19日 18時) (レス) id: 66d4af61b5 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - armyamiさん» お気に召していただき、ありがとうございます。その他の作品もどうぞお楽しみいただければ幸いです! (2018年7月27日 16時) (レス) id: 1e736e073a (このIDを非表示/違反報告)
armyami - ほんとに最高でした! うちもホビペンなんでめっちゃドキドキしましたっ!他の作品も楽しみにしてます! (2018年7月27日 16時) (レス) id: 2403182e1f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あがしおん | 作成日時:2018年4月8日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。