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HS「ごちそうさまでした!う〜ん!美味しかったぁ!久しぶりに手料理食べた♪」
「手料理って大袈裟な…。おかゆなんて、誰でも作れますよ?」
HS「んー、そうだけど…。Aちゃんが作ってくれたおかゆだから、また格別だったよ。」
恥ずかしげもなくそんな事を…ホソクさん、実はまだ酔ってるとか…。
食事のお礼にと、わざわざ食器を洗ってくれたホソクさん。
食器洗いなんてしなくてもよかったのに…やっぱり律義な人…。
「すいません…食器洗いまで…。」
HS「いえいえ!ご飯ありがとう!ごめんね?長居しちゃって。」
そろそろ帰るというので、玄関までまで見送りに行くと、
HS「…Aちゃん、散歩がてら少し話がしたいんだ。上着、持っておいで?」
「え?はい・・・」
・・・言われるがまま、上着を着て、ホソクさんと一緒に玄関を後にした。
近所を通る並木道を二人で歩く。
冬の気配を残した冷たい風が優しく流れ、日差しは少しづつ温かさを増していく。
まだ寒さが残るこの時期でも、並木道の木々は少しづつ緑を纏い始めていた。
HS「…Aちゃん、あのね、昨日の話しの続き。」
わたしの少し前を歩いていたホソクさんが、立ち止まった。
「え?昨日の…」
テヒョン達に集められた時の話…。
HS「俺、自分に自信がなくて、あんまり…ていうか、こういうのに全然慣れてないんだけど…
あ、前置きが長いとダメだよね…。」
真っ赤な顔で、髪をかき上げ、ふぅっと息を吐く。
ホソクさんがわたしを真っすぐ見る。
「Aちゃん、初めて会った時、君に一目惚れしました。
Aちゃんが・・・好きです。
…俺の、彼女になってくれませんか?」
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mayukanamatu281(プロフ) - ありがとうございます。探してみます。楽しそう。 (2020年8月19日 20時) (レス) id: 66d4af61b5 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - mayukanamatu281さん» コメントありがとうございます!パスについてはまずは「小瓶の使い魔のお部屋 4部屋目」のコメント欄にヒントがありますので、それを解くと分かります。もしわからない時にはボードorこみゅのメッセージからどうぞ! (2020年8月19日 18時) (レス) id: 7e5b19fe00 (このIDを非表示/違反報告)
mayukanamatu281(プロフ) - はじめまして。ホビたんが好きで読みました。とても面白かったです。少しずつ全作品、読んでいきます。パスワードはどのようにしたら、わかりますか? (2020年8月19日 18時) (レス) id: 66d4af61b5 (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - armyamiさん» お気に召していただき、ありがとうございます。その他の作品もどうぞお楽しみいただければ幸いです! (2018年7月27日 16時) (レス) id: 1e736e073a (このIDを非表示/違反報告)
armyami - ほんとに最高でした! うちもホビペンなんでめっちゃドキドキしましたっ!他の作品も楽しみにしてます! (2018年7月27日 16時) (レス) id: 2403182e1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あがしおん | 作成日時:2018年4月8日 17時