嫌いなものは"嫌い"【w.r.w.r.d!】

集 ページ28

「というよりさっき大先生は基本的中立って言ってたじゃん。

この映像は大先生が何故か勝手に持ってたものだし。

責めるなら大先生を責めな。

この証拠持ってきたのも大先生だし」




ut「Aちゃん…俺刑務所入らなあかんことになるからやめて…」





新聞記者来てる時点で終わってますけどね！





「まぁ私が変装してたとしても

自分で傷つけたくねぇよぉ……

ほら！！あれがもし一ノ瀬じゃなくて私だったら

傷出来てるはずでしょ？ほら！！ない！！！」





そう言って私は自分の腕を見せつける。



面白いのは好きだけど痛いのは嫌いなんだよ。



というか別に病んでもないし自分でリスカなんてしねぇよ。





「はい！ということでここからは10種類以上ある

醜い一ノ瀬沙織が自分で傷や水をぶっかける様子を

見せてあげましょう！！！大先生！！Lets Go!!!」





その後、一ノ瀬の醜い姿が約10分に渡って流れ続けた。



生徒会や生徒はそれを食い入るように見ては



「うそや……」とか言っていた。



私はその様子と一ノ瀬の映像を見ながらお腹を抱えて爆笑していた。




いやそら笑うよ！！



特に一ノ瀬の顔！！ひっでぇ顔してるよっ！？



ほんとに！傑作！！！！





「はぁー…笑った笑った。

どう！？面白かったでしょ！！！」





映像が全て流れ終わった後。



私は立ち上がって皆に問う。



皆は答えることが出来なくて唖然としていた。





shp「流石先輩っす。こういう所だけは尊敬します」




「他の所も尊敬してくれちゃってえぇのよ？」




shp「いや。それは無理っす」




「おいなんでや」





普通なら止めに入る先生や校長も固まっている。



私に怖がっているのか一ノ瀬の処罰を考えているのか。



まぁどっちにしろ面白いんですけどね！

集→←集

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す