約束を果たすため【wrwrd!】

約束 ページ9

ut「なんやシッマ。Aちゃんと知り合いか？」




kn「…今日はこいつのことに対して相談しよう思っとったけど……

本人が居るなら都合がえぇわ」





シッマはニヤリと笑う。



そのシッマの表情に背筋に悪寒が走る。



…絶対朝のことを聞きだされる！！



私は全速力でもう一つのドアから出る。



シッマ達は驚いた顔をしていたが、



私は走り続ける。



途中。後ろを振り向いて。





「そ、それでは！ま、また明日お会いしましょう！！」





と言って下足まで走った。


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「はぁ……はぁ……今日は厄日すぎる…」





前世の仲間と出会えたのは嬉しいが、



まさかの私のガバで尋問させられそうになった。



尋問されて余計なことをされるのは御免だ。





「はぁ……それにしても大先生とシッマもエミさんも……

変わってなかったな……前世とほぼ……

というか完全に一緒…」





私は下靴に履き替えながらそうつぶやく。



履き終えた後も一つ溜息を着き、



まだ昼の学校を後にした。

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