約束を果たすため【wrwrd!】

約束 ページ47

女「な、なんでロボロ君がいるのよっ！！」





放課後。



約束通り校舎裏に来る。



勿論。ロボロを連れて。



予想通り呼び出したのは女子生徒だった。



しかも大人数の





rb「なんや？わしが居ったらなんかまずいんか？」




女「いや…えっと…」




rb「男が居る前で言いにくかったら別にえぇで。

わし聞こえへんフリしとくから」





それ聞こえてんじゃん。



という言葉は心に留める。





女「えっと………」




女子生徒たちは全員口を閉じる。



そりゃあ呼び出したのに生徒会が居れば



言いたいことも言えないもんね。





rb「はぁ……じれったいなぁ…時間が勿体ないわ。

いくで。神崎さん」





そう言ってロボロは後ろを向いて帰ろうとする。



すると_________





女「そこの女が生徒会に近づくから！」




「…！」




rb「…あ？」





女子生徒の中の一人が声をあげる。





女「転校してきたばっかなのに生徒会と仲いいし…！

生徒会のみんなは女子嫌いなはずなのに！！」





なに？みんな女子嫌いなの？



あ、勿論大先生は論外だよね。




てかなに呑気なこと思ってんだ私は。





rb「…ここに居る全員がそうか？」




女「そう！そこの女に分からせてあげようと！」





すると後ろを向いていたロボロが女子生徒たちの方を向く。



そして一つ溜息を吐いてこういった。





rb「それただの"嫉妬"やんな？」




女子生徒「「「「…え？」」」」

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