約束を果たすため【wrwrd!】

約束 ページ25

次の日。





ut「それにしても前世で知り合いとはなー」




「いつまで言ってるんですか……」




ut「いや。俺前世は信じん方やねんけどさ。

ほら、Aちゃんはなんか説得力あるって言うかさ…」




「はぁ……」





あの後まだ少し疑っている大先生に



嘘発見器という機械を使って調べられた。



全部本当だから嘘は無かった。



大先生はすごく驚いていたがその後すごく謝ってきた。



…だから今更謝っても遅いっての。





時間が経って今は放課後。



勿論昼は食害を受けた。



大先生に「前世もこれはあったん？」と聞かれたので



「シッマと大先生辺りが受けてましたね」といったら



すごく落ち込んでいた。



笑える。





ガチャ…！





ut「遅れてごめーん！」




kn「おい遅いぞ大先生……ってA？」




？「え？なんでここに女子が？」




？「…どういうつもりや大先生」




ut「あーあー！それは全部グルちゃんに聞いて！」




gr「俺が呼びだした。大先生とゾムと同じクラスのAだ。

今日はこいつ関連で全員呼び出した」





すごい。全員見たことがある顔だ。



というより幹部全員が生徒会で、同じ学校ってすごい。



バラバラに配置されているのかと思った。





gr「どうだA。知らない顔のやつはいるか」




「…いませんね。全員見知った顔です」





私がそう言うとあちらこちらで「どういうこと！？」



という声が聞こえる。





？「と、取りあえず自己紹介いるか…？」




gr「その必要はない。こいつは全員知っているからな」




？「…ますます意味がわからへんねんけど」





ゾムとシッマは「なんでここに居るん…？」みたいな顔でこっちを見ている。



大先生とグルッペンはすごく誇らしげな顔。



他の人はすごく不思議そうな表情をしている人と、



すごく不機嫌そうな人もいた。





「グルッペン総統閣下からご紹介にあがりました。

2年生の神崎Aと申します。以後、お見知りおきを」




そう言ってわたしは頭を下げた

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