約束を果たすため【wrwrd!】

約束 ページ11

鬱大先生side





「そういや生徒会の仕事があった」ということを思いだし、



俺はシッマと生徒会室に行こうとする。





？「よぉぉぉぉ！！」




ut「ん？……あぁ。ゾムさん。久しぶり」




kn「おぉぉ！ゾムやんけ！また背のびたか！？」





廊下を歩いていると後ろから急に話しかけられる。



話しかけたのは【ゾム】さんだった。



生徒会の一員で、Aちゃんの隣の席の奴だ。






zm「そうそう！大先生とシッマに聞きたいことがあんねん！」




kn「ん？なんや？」




zm「さっき下足に居った女が

「大先生とシッマも変わらないな。

前世と全く一緒」

とか言ってたけど。あれどういうことなん？」




ut・kn「「…は？」」





「下足に居った女」



確実にAちゃんのことだろう。



だけどそこじゃない。



「前世と全く一緒」という言葉。



どういうことや…？





kn「ってことは……俺らはあの女と前世で会っとるんか…？」




ut「…いやいや。前世とかどこの異世界漫画やねん。

んなもんあるわけないやろ」




kn「…まぁ。そうやな！！あの女の妄想や妄想！！！」





シッマは笑いながらゾムさんの肩に腕を回す。





zm「あ！？なんやねんお前！」




kn「行くぞゾム！生徒会室まで競争や！！」





そう言ってゾムさんとシッマは行ってしまった。






ut「…妄想やのに普通誰も居らへん場所で言うか…？

しかも人に聞こえる声で」





ますますAちゃんに興味が沸いた。

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