夢 ページ6
確かこの後は………
彼女と一緒にこの雑貨屋に入ってストラップを買う…。
そう思い出を振り返るグルッペン。
だが、その思い出は。
「グルッペン！買ってきて！」
gr「欲しいなら自分で買えよ」
「ちょっと今お金がなくてですねー…」
gr「はぁ……置いてきたのか」
「まぁ……そうだね」
gr「お前が先に城を抜け出してスイーツを食べに行こうと
言ったんだゾ？お前最初から奢らせるつもりだっただろ」
「いいから買ってきて！私ここで待ってるから！
お金今度払うからさ！！ね！？」
gr「…はぁ。わかったわかった。ここで待ってろ」
え？
思い出と違う出来事が起こり彼は困惑する。
夢の中の自分が一人で雑貨屋に入る。
本当なら一緒に雑貨屋に入っていたはず…
すると、彼女がもう一回此方を向く。
そして寄ってくる。
一瞬期待したが、どうせまた違うことだろう。
と、思った彼は下を向いた。
「グルッペン」
gr『…え？』
急に名を呼ばれ、驚いた彼は咄嗟に顔をあげる。
目の前にはさっき夢の中の自分と話していた彼女がいた。
俺が……見えている…！？
gr『A……お、俺が…見えている……のか？』
「見えてるもなにも………
この世界は。グルッペンの世界だからね」
gr『…は？』
彼女から放たれた言葉は【グルッペンの世界】
つまり自分の世界。
流石の彼も言っている意味がわからなかった。
ただでさえ彼女ともう一回話が出来ているっていうだけで
驚いているのに。
これ以上驚くことを言われると頭がパンクしそうだ。
gr『と、取りあえず……Aが生きててよかった…』
「…いや？私はもう死"んでるよ？」
gr『……え？』
「…さっき言ったでしょ？ここはグルッペンの世界。
正確に言えば……〔グルッペンの思い出界〕…かな？」
gr『俺の……思い出…界…？』
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ゆん - 夢の中であった所泣きました。いいお話でした続きを楽しみにしております頑張ってください。 (2019年3月23日 7時) (
レス) id: a02a70e128 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 泣きました。このお話良かったです！これからも頑張ってください！Twitterも見させてもらいます！ (2019年3月23日 1時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：医科村 | 作者ホームページ：https://twitter.com/ikamura0214
作成日時：2019年3月22日 14時
