夢 ページ17
バタンッ…
彼が連れてこられたのは彼女の部屋だった。
今では誰も出入りしていないので懐かしさを感じる。
扉の鍵を閉めた彼女はこちらを見る。
rb『A……？』
「…流石に四人分はきついけど……
久しぶり。ロボロ」
rb『…〜っ！ほ、ほんまに…！Aなん、か…！？』
「うん。Aだよ」
rb『A〜っ！！』
彼は泣き崩れてしまう。
その行動に彼女は笑いながら焦る。
「あーはいはい！泣かないで！！！
時間ないから！迅速に行うよ！」
rb『時間が…ない…？』
「うん……グルッペンからは聞いたはずだけど…
ここにいるってことは………」
彼は彼女からこの世界のことを教えられる。
ここは夢の世界で自分の思い出界。
最初に来たのはグルッペンでまた別の思い出をみた。
この世界に入るには彼女との思い出の品を持って寝ること。
「ロボロは……さっき私がこっちのロボロ…
というか記憶のロボロなんだけどね。
ロボロに渡した物の記憶に応じて夢を見るようになってる」
rb『俺のは…"ペン"…』
「ロボロが覚えていれば…このペンはあの時。
私がロボロにあげたものだよ」
rb『…でもあの時Aはトントンに呼ばれてなかったはず…』
そのことも彼女から教えてもらった。
自分は夢の世界にとってはイレギュラー。
魂の存在から夢の世界に入ってきている。
にわかには信じがたい話だったが、
これを体験している以上信じるしかないのだろう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 281人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆん - 夢の中であった所泣きました。いいお話でした続きを楽しみにしております頑張ってください。 (2019年3月23日 7時) (
レス) id: a02a70e128 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 泣きました。このお話良かったです！これからも頑張ってください！Twitterも見させてもらいます！ (2019年3月23日 1時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：医科村 | 作者ホームページ：https://twitter.com/ikamura0214
作成日時：2019年3月22日 14時
