第6話：北斗side ページ8
北斗side…
俺たちは放課後、新たな転校生であるAを連れて、校内を案内していた。
プロデューサー第2号。一体どんな奴かと心配していたが今朝、案内から戻ってきたあんずは嬉しそうだった。
明星や遊木と共にあんずの話を聞けば、
『優しくて』
『カッコよくて』
『可愛いくて』
『クール』
だと言う。こんなにあんずの言っている事が理解出来なかったのは初めてかもしれん。全くと言って良い程、人物像が見えてこないでいた。
だが、実際に見たらどうだ。『優しい』かはまだどうともジャッジ出来んが、以下の3つは納得出来る。第一に見た目が整っているのだ。現に顔だけは良い明星と隣に並んでいても何ら見劣りすることは無い。
『カッコよくて』『可愛い』
北斗(本当に…何故プロデュース科なんだ…？)
真「ほ、北斗くん…？ぼーっとしてるけど大丈夫？そんなに警戒しなくてもAちゃん、良い人だよ〜♪」
北斗「あ、あぁ…それは分かっている。」
分かっているが、1つ気になる事がある。容姿などよりもっと大事な事。
Aは、俺たちに何かを隠している気がするんだ。
上手く説明は出来ないが、例えるなら『役を演じている人間』と接しているような。そんな感覚だ。
あんず「これで一通りアイドル科の校舎は見て回ったけど…何か分からない事はあったかな？」
A「んーん、大丈夫！ありがとう。」
スバル「もう終わり？あ！じゃあさ、A！今から俺たちの練習見に来ない？？」
真「わぁ！いいね！Aちゃん、どうかな？」
A「えっと…皆が良いなら…。」
あんず「じゃあ決まりだね！」
北斗「待ってくれ。すまないが、俺はここで失礼する。」
スバル「えーっノリ悪いぞ〜」
北斗「部活だ。A、すまないがまた明日」
A「あ、今日は付き合ってくれてありがとう！」
Aの言葉に軽く返事をすると、俺は部室へと向かった。今日は幸か不幸か部活がある。
北斗(折角だ、この事を部長にでも相談してみよう。)
俺は心做しか軽い足取りで、部室へと入ったのだった。
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彩(プロフ) - wはい，頑張ってください (2020年8月27日 21時) (
レス) id: 7ef4eb4ee1 (このIDを非表示/違反報告)
洋燈（らんぷ）(プロフ) - 彩さん» コメントありがとうございます♪よく眠れているようで良かったです笑大変励みになりました。頑張らせて頂きます！ (2020年8月27日 8時) (レス) id: 51b01a283f (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - コメ失礼します！！失礼ですが，続きが気にかなりすぎて夜しか寝れないので早く書いてください！！ (2020年8月26日 7時) (レス) id: 7ef4eb4ee1 (このIDを非表示/違反報告)
洋燈（らんぷ）(プロフ) - きららさん» コメントありがとうございます！私も個人的に俺っ子大好きなのでそう言って貰えて嬉しいです！！！更新マチマチになってしまっていますが頑張らせて頂きます♪ (2020年5月17日 3時) (レス) id: 51b01a283f (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - コメ失礼します…！夢主ちゃん俺っ子なのとか鈍感なの凄く好きです！体調に気をつけて自分のペースで更新頑張ってください！応援してます！ (2020年5月17日 3時) (レス) id: 36a6836253 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：洋燈 | 作成日時：2019年7月27日 23時
