第11話 ページ14
Aside…
演劇部 部室ー
友也「…それで！北斗先輩は本当にかっこよくて…王子様なんです！！」
A「へぇ…そうなんだ、是非、見てみたいな！」
A(この話…何回目だっけ…)
演劇部の部室に着くなり、目をキラキラさせて同じ事を繰り返し話す友也くんと、それを聞かされ続ける俺、後輩に褒められて照れているのか、ほんのり顔の赤い北斗くん。
A(いい加減にこの無限ループから抜け出したい…)
そもそも何で2人とものんびりしてるんだ？部活だろ？やれよ、練習。それとも何か？演劇部とは名ばかりのおふざけサークルなのか？
A「ふ、普段はどんな事をするの？折角だから練習風景とか、見学したいな〜…」
北斗「ふむ、そうだな。仕方ない、先に始めておくか」
友也「そう言えば今日は変態仮面、遅いですね〜」
何だ。部長さん待ちだったのか。良かった。
北斗「それにしても遅いな…一体どこで何しているんだか……あ」
ふいに部室内のソファを見つめて北斗くんは動きを止めた。
A「ど、どうかした？」
不思議に思い、俺も北斗くんに近づきソファを見れば気付いてしまった。
A(人影だ………)
微かにだが、ソファの裏でゴソゴソと動く影を見つける。
北斗「はぁ……部長、ずっとそこに居たのか？」
友也「えっ！変態仮面？！！」
そう北斗くんが声をかけるとソファの裏から可愛らしい女の子の声がした。
「ごめんなさい、私は部長ではないの…元演劇部の呪縛霊よ。」
友也「おっおばけ？？！！」
「部活の邪魔をしてしまったわね。気にしないで、練習を続けてくれるかしら」
A「…………え、こわ」
この学校おばけ居たの？普通に怖いんだけど…
友也くんと手を取り合いソファから少し距離をとってびびっていると、北斗くんは逆にソファへと近づいて行く。
北斗「はぁ……悪ふざけが過ぎるぞ、日々樹部長！」
渉「ふぉ！？」
北斗くんが勢いよくソファの裏側からグイッと引っ張れば、髪の長い長身の男子生徒が出てきた。
友也「うわぁぁぁあおばけぇぇえ！！！！………あれ、部長だ。」
A(え、男の人…………？)
北斗「全く…居るなら早く出てきてくれ…」
渉「すみませんでした…それでえっと…あの、北斗くん？か、彼女は…」
北斗「ん？あぁ、彼女はAだ。部長も知って居るだろうが、新しい転校生だ。」
渉「転校生……ですか」
.
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彩(プロフ) - wはい，頑張ってください (2020年8月27日 21時) (
レス) id: 7ef4eb4ee1 (このIDを非表示/違反報告)
洋燈（らんぷ）(プロフ) - 彩さん» コメントありがとうございます♪よく眠れているようで良かったです笑大変励みになりました。頑張らせて頂きます！ (2020年8月27日 8時) (レス) id: 51b01a283f (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - コメ失礼します！！失礼ですが，続きが気にかなりすぎて夜しか寝れないので早く書いてください！！ (2020年8月26日 7時) (レス) id: 7ef4eb4ee1 (このIDを非表示/違反報告)
洋燈（らんぷ）(プロフ) - きららさん» コメントありがとうございます！私も個人的に俺っ子大好きなのでそう言って貰えて嬉しいです！！！更新マチマチになってしまっていますが頑張らせて頂きます♪ (2020年5月17日 3時) (レス) id: 51b01a283f (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - コメ失礼します…！夢主ちゃん俺っ子なのとか鈍感なの凄く好きです！体調に気をつけて自分のペースで更新頑張ってください！応援してます！ (2020年5月17日 3時) (レス) id: 36a6836253 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：洋燈 | 作成日時：2019年7月27日 23時
