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太宰さんに連れてこられた場所は
病院だった
『ちょっと、太宰さん』
『どこか怪我しちゃったんですか？
だから、やっぱり自 殺は…』
太宰さんは
私の言葉に答えずに
中に入っていった
わけも分からず
診察室に連れられて
｢久しぶりだね、Aちゃん｣
知らない先生に
声をかけられた
『…あの』
｢…私のことは、覚えてはいないか｣
｢A、君にも
もう、ちゃんと言わないとと思ったんだ｣
いつにもなく真剣な太宰さんだけど
私には、意味がわからなかった
なんで病院なんかに連れてきたのか
なんで、先生は
私のことを知っているのか
なんで太宰さんが
悲しそうな顔をしているのか
…いや、
わからないふりをしているだけなのかもしれない
｢Aさん、あなたは
精神的なストレスで幻覚が見えている｣
『ｯ！』
言われた言葉は
私も気づいていた
気づいていたからこそ
信じたくなかった
ﾂｩー
と、涙が頬を伝ってきた
今さら、否定することは出来ない
『私、本当は気づいてたんです
私はどこかおかしくなっていった
でも、信じたくなかった…ｯ』
｢大丈夫だよ、Aちゃん｣
｢君はひとりじゃない、
私も、太宰さんもいる｣
｢これから、状態を見ていこう
ゆっくり、ゆっくりでいいんだ｣
｢A、もう1箇所
来て欲しいところがあるんだ｣
｢大丈夫、今のAなら｣
私は、太宰さんの手を握った
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AIKA(プロフ) - あさん» そう言っていただけると嬉しいです！頑張っていきたいと思います！！ (2020年4月4日 16時) (
レス) id: ee1c91436f (このIDを非表示/違反報告)
AIKA(プロフ) - あさん» そうですね！なおしておきます (2020年4月4日 16時) (レス) id: ee1c91436f (このIDを非表示/違反報告)
あ - すごく面白いです。これからも頑張って下さい。あと、1つ気になったのですが、きずくではなく、きづく、では？きがつく、ですし。 (2020年4月4日 15時) (レス) id: 514b4bbba8 (このIDを非表示/違反報告)
AIKA(プロフ) - ありがとうございます！そう言って頂けると嬉しいです！ (2020年3月26日 8時) (レス) id: ee1c91436f (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - これからも頑張ってください！ (2020年3月25日 21時) (レス) id: 9a258ddd74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AIKA | 作成日時：2020年3月25日 14時
