【ハイキュー!!】これを愛と呼ぶなら。#6

…2 ページ19

菅原「来ないから心配したよ」

A「あはは…ごめんなさい、ぼーっとしてました…」


菅原と並んでベンチに座る。

場所は、いつもの中庭。


いつもは弁当を作ってるんだけど、

最近はやる気が起きなくて、ずーっとコンビニ。



菅原「…なんかあったの？」

A「んー？はんほはいへふよ？」



メロンパンを頬張りながら答えると、

笑いながら頬をつままれた。



A「なんもないですよー」

菅原「うそだー、ほれ、先輩に話してみ？」



なんもないですって、嘘だー、

といったラリーが何往復かあって。



夏樹のことは、烏野の人達には話してない。


わざわざ知って欲しいとも思わないし。




けど、このしつこさ、何か言わないと

終わらないんだろうな…。




考えて考えて、結局話題を変えた。




A「…告白、されたんです」

菅原「は？」



スガさんが、飲むヨーグルトのパックを握りつぶした。




菅原「だ、誰に…？」

A「…鉄ちゃんと…け…赤葦、です」




菅原にハンカチを渡して、

イチゴオレにストローをさした。




A「あと、この前徹くんにキスされました」

菅原「はぁ⁉」

…3→←【知らない、知りたくない】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す