…3 ページ25
______
「椎名サーン」
黒尾「「!!」」
A
看護師さんが入ってきて、
お互い顔を真っ赤にして勢いよく離れた。
「あ、残してるじゃないですか!」
A「おかゆじゃなかったら食べれますー!」
…まだ、心拍数が上がっている。
黒尾「あ、じ、じゃあまた来るな!」
A「う、うん!ありがと!」
ぎこちなく別れて、その場を後にする。
飯を食べて、シャワーを浴びて。
バクバクとする心臓を抑えて再び病院へ戻ると、
夏樹くんが来ているのが見えた。
あの時、あれだけギスギスして別れてしまったけど、
今、Aと夏樹くんは楽しそうに話している。
______…なんだ、よかった。
話が終わるまで待とう、と外で時間を潰すことにした。
____________
__________
鉄ちゃんが一旦帰って、
夏樹が来た。
夏樹は、よほど心配してくれたみたいで。
大粒の涙をぼろぼろと流して、
鼻水垂らして病室に駆け込んできた姿を見て、
恨みとか嫌いとか、憎しみとか、
なんかごっそり削がれた気がした。
兄さんはそれからもしばらくいて。
お見舞いに来てくれた烏野や音駒、梟谷の皆に、
夏樹「妹がお世話になってます」
と挨拶をして回っていた。
鉄ちゃんは音駒の人達と一緒に来て、
研ちゃんと2人、しばらく残っていた。
兄さんが、一旦家に帰らなきゃならないらしく、
面会時間ギリギリまで粘って病室を後にした。
弧爪「今日は俺が残る」
と研ちゃんと鉄ちゃんの喧嘩が始まったけど、
結局鉄ちゃんが残ってくれることになった。
皆いなくなって、病室には2人だけ。
143人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カカシ(プロフ) - marindさん» marindさん、コメントありがとうございます(*´˘`*)黒尾編もう少し続きますので、是非お付き合いください(*´˘`*) (2020年1月2日 0時) (レス) id: 0f83681d36 (このIDを非表示/違反報告)
marind - 黒尾さんやばい!めっちゃカッコいいいいい!!! (2020年1月1日 18時) (レス) id: e8598985e0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カカシ | 作成日時:2019年12月11日 13時