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弧爪「はーっ、おもしろかった!」
研磨が珍しく、笑顔でそう言った。
やっと実現した、ゴミ捨て場の決戦。
フルセットで、俺たちの負け。
______……俺の青春が、終わった。
弧爪「…クロ、俺にバレー教えてくれて、ありがとう」
なんて、柄にもないこと言うもんだから、
涙がこみ上げてくる。
______…良かった、
研磨が、
______…バレーを続けてくれて、よかった。
A「鉄ちゃん!研ちゃん!」
声のする方に振り向くと、
Aが涙ぐんだ目で、ジャージの裾を握っていた。
歩み寄って、Aの頭に手を乗せて。
黒尾「A」
A「…ん」
名を呼ぶと、鼻水をすすって、顔を上げた。
黒尾「…俺に、バレー教えてくれて、ありがとな」
俺の影から、研磨も笑って、
ありがとう、とAの頬を撫でた。
A「も〜〜〜……っ」
Aが、あふれんばかりの涙を流して、
俺と研磨に抱きついた。
弧爪「ちょ、俺今汗かいてる…」
A「関係ない!2人ともだいすき!」
夜久「黒尾ずりぃ!いいなー、幼馴染み!」
夜久が後ろから走ってきて、
俺の背中を叩いた。
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カカシ(プロフ) - marindさん» marindさん、コメントありがとうございます(*´˘`*)黒尾編もう少し続きますので、是非お付き合いください(*´˘`*) (2020年1月2日 0時) (レス) id: 0f83681d36 (このIDを非表示/違反報告)
marind - 黒尾さんやばい!めっちゃカッコいいいいい!!! (2020年1月1日 18時) (レス) id: e8598985e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カカシ | 作成日時:2019年12月11日 13時