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3話 ページ4

言葉が終わる直前、会場の電気が消えた。会場にいる人々も、私も混乱している。けど、龍くんと月永さんはまるで当たり前かのようだった。


レオ「……ちっ。」

A「え、停電!?」

「………。」

レオ「ちょっとゴメンよ!」

A「うえっ!?」


突然、月永さんにお姫様抱っこされる。え、え、え?


「おっと、勝手に行って貰っては困るんだなぁ。」


カチャ。


私……というより、月永さんに銃口を向ける龍くん。あれ?龍くん?その銃は何処から?どうして?


レオ「……やっぱり、そうゆうことか。」

「ああ?とりあえず月永、その娘は返してもらおうか。」

レオ「…………。」

「さあ、娘をこっちに____」



スパーン!



ふらり、龍くんが倒れる。それと共に舞っている、赤い、血。



A「え………?」

レオ「んん?リッツか〜?サンキュー!」


月永さんは誰かと話しているようだ。よく見ると、耳元に無線機が付いてる。


レオ「さてっと!荒事が始まる前に行くぞー!」

A「え?え?ええっ!?」


私を抱えて走り出す月永さん。異様に早くない!?私の重量!!

そのまま廊下を駆け抜け、玄関近くの部屋から窓を破壊して外へでる。すると、1台のベンツが止まっていた。その車は月永さんが近づくと勝手に扉が開く。そして、そのまま私ごと車の中に入る。扉が閉じた瞬間に車は走り出した。

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作者名:Arte | 作成日時:2017年9月2日 22時

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