しゅん ページ8
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万次郎「2人ともうっさい。目ェ覚めたよ」
目を擦りながらこちらに顔を見せた万次郎。いやマジでごめん。
『悪い。でも大半コイツのせいだから』
俺は真一郎を指さした。
真一郎「ご最もすぎてなんも言えねー…」
万次郎「ま、そんなことだろーと思ったよ。それよりAくん、今から出かけない?ケンちん達と待ち合わせしててさ。」
『お、いーね。行くわ』
真一郎「え、俺はハブ?」
『「当たり前だろ」』
真一郎「クッソこういう時だけ…。」
未だしゅんとする真一郎を放って、万次郎を俺のバイクのケツに乗せて集合場所だという武蔵神社へ向かった。
万次郎「そーいや、Aくんのケツ乗んのめっちゃ久しぶりかも!」
『そういえばそうか…。つうか万次郎が誰かの後ろ乗ってるってのも珍しいんだけどな笑』
万次郎「はは、それもそっか!…オレさ、Aくんにバブ運転してもらってさ、その後ろにオレが乗るってのが夢なんだよね。」
腰に回された腕に力が籠った。
『…そんなんいつでも大歓迎だよ。俺もバブ乗ってみたかったし好都合!』
万次郎「!…Aくんスキ!!」
『グェ…!』
_______
万次郎「おー、着いたー!Aくんありがと!」
『オウ。…!あそこにいんの圭介か?』
万次郎「ん?そうだよ。場地ー!Aくん連れてきたぞー!」
場地「!!おま、えっ!?ガチだったのかよ!!?え、待って、なんも準備してないって…!!!」
『なんだよ準備って。そんなんいらねーだろ』
圭介は顔を赤くしてケンの後ろに隠れた。なんだよ、久しぶりの再会だってのに…
三ツ谷「あの…Aくん、スか?」
『!そーだよ。…君は?』
圭介に避けられてしゅんとしていると、後ろから肩をちょん、と軽く叩かれる。
三ツ谷「オレ三ツ谷隆って言います!あの、Aくんのことマイキーとか場地から聞いてて…!初代黒龍の一員だって…!ずっと会いたかったんス!!」
『ほんと?嬉しいな。…タカは俺と会えて嬉しい?』
三ツ谷「(タカ…!?名前呼び…!?!?)は、ハイ!もちろんっス!!」
『ふは、そっか。俺も嬉しい。万次郎にこんなに可愛いダチがいたなんてな〜』
タカの頭を撫でてやる。タカは気持ちよさそうに目を細めた。なんだコイツかわいいな。
万次郎「む…オレは可愛くないってこと?」
……かわいい。
キャラ崩壊しかけている→←誰得だよ※ちょっと本誌ネタあります…
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クリス(プロフ) - うわぁぁぁめっちゃ好きです!皆から愛されてて最高! (2021年10月25日 7時) (レス) @page9 id: 6dab28c1fc (このIDを非表示/違反報告)
ただのバカです - イケメンの男になりたいと思ってしまう俺。女やめようかな。いすみさんのことを神とお呼びさせてよろしいでしょうか? (2021年10月23日 13時) (レス) @page9 id: acf5fa610c (このIDを非表示/違反報告)
ひー(比古)(プロフ) - 男主最高!!そして皆に狙われてるぅぅ❤ (2021年10月16日 2時) (レス) @page7 id: f1c378431b (このIDを非表示/違反報告)
いすみ(プロフ) - 華奈さん» ぎにゃーーー!!嬉しいですありがとうございます😭😭😭😭😭😭大好きィ!?!?!やだ嬉しい😭男主初めてなのでドキドキですがご期待に添えるよう頑張ります〜〜〜!!! (2021年10月13日 23時) (レス) id: 664c4760a5 (このIDを非表示/違反報告)
華奈(プロフ) - えっ…こんなっ神作があったなんて…?!嬉しい!!(?)いすみさん!いやもういすみ様!私の好きな作者さんがまた一人増えた…幸せ…大好き!!!です!!(私文章でもうるさくて草…泣) (2021年10月13日 4時) (レス) @page4 id: 658c01bdfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いすみ | 作成日時:2021年10月12日 12時