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４７話 ページ3
菜々花said
新しいクラスの表と担任の先生が印刷されたプリントが配られ、自分の名前を探す。
１組、２組･･････と探していき、私の名前があったのは、２年３組の所だった。
担任は、去年と同じ石山先生。出席番号は相も変わらず１番だ。
自分の事をひとしきり確認し終えたところで、次に同じクラスの人を確認する。
まずは、何かとペアを組む事が多い同じ出席番号の男子から。
�倏〃邵�哉��
「･･････うっそー･･････。」
何度見ても、私の名前の隣に書かれているのは他でもない桜哉君の名前。
そういえば、誕生日が4月だと大体出席番号１番だよねーなんて話をした事あったっけ。
「みんな、自分の名前見つかったか？見つかってない奴いる？」
石山先生が、そう呼びかける。手を挙げたり声を発したりする人はいない。
「よし、じゃあ、移動始めていいぞ。」
先生がそう言うと、みんなが動き始めた。私も新しいクラスに行こうと、教室を出た。
･･････は、いいものの。
「２年３組ってどこ･･････。」
プリントに印刷された学校の地図とにらめっこしてみても、全然わからない。
え、東校舎ってどこ？というか、そもそもここはどこ？西？南？それともここが東？
「どうしよう･･････。」
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作者名：鈴蘭姫 x他1人 | 作成日時：2017年3月19日 10時
