【あんスタ】そうだ、痩せて復讐しよう。その２

＃５８.変わらない ページ13

『はぁぁ…初っ端から胸糞悪いぃ…』

泉「言葉遣い治しな。」

『お胸のおクソが悪うございますわ！』

宗「ノンッ！マドモアゼルの前でそんな下品な言葉を言うんじゃないのだよ！！」




結局、二年生グレー団は全滅かぁ…
あーあ、せめて1人ぐらいはなってくれるかな〜って思ったのになぁ〜！






『……まぁだからってさ？
そんなに落ち込まないでよ、零さん？』

零「っあ、あぁ…すまんのう、嬢ちゃん…」




零さんは、さっきから落ち込んでばかり。
いつもの他者を圧倒するあのオーラは、見る影もない。

それほどショックだったんだ…





大切な大神が、あそこまで変わってしまったことが……








『…いい加減元気出せこの老いぼれ！！』



ｽﾞﾋﾞｼｯ!と小気味いいチョップ音が、零さんの頭で鳴り響いた。





零「はうっ！？い、いきなり何をするんじゃ！？！？」

『大神のことは、一旦諦める。




…けど、あくまで一旦。絶対助ける。










だって皆助けなきゃいけないんだもん！大神も助けられないとダメでしょっ？』



自分が今できる精一杯の笑顔を零さんに向ける。






零「嬢ちゃん……









いいやAっ！お前は本ッ当に最高の女だな！
俺様ちゃんが見定めただけある！」




えっ、まさかのここで『会長』に戻っちゃうの！？！？

勘弁してくれよ！あの時のトラウマまだ拭いきれてねぇよ！！




『わっ！？


ちょ、零さん！頭、撫でな…









ッ会長！頭をわしゃわしゃ撫でるのはやめて下さい！！』

零「っはは！お前のその『会長』って呼び方久しぶりだなぁ〜？
あの時のお前は、本当に豚だったもんなぁ…」

『会長死ね！完膚なきまでに死ね！』




本っ当に！あの時の会長と同じじゃねぇか！！









泉「何これぇ」

渉「おやおや、久しぶりに見ましたねぇ♪」

宗「まったく…君たちは変わらないのだよ…」

奏汰「ぷか、ぷか…♪
れいとAはなかよしで『ほほえましい』ですね〜♪」

夏目「あれは『仲良し』って言うのかナ？」

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