第百六十五話 ページ7
A「?」
樋口「(人虎め!意外と大胆!…うん?待てよ)」
樋口の脳内
人虎が恋文を渡す
↓↓↓
先輩とあの女が別れる
↓↓↓
何がとは言わないが大変都合がよい
すると樋口は敦の肩を掴んで叫ぶ。
樋口「ナイス!!!!!」
中島「(汗)」
A「…何が?」
国木田「さぁな…」
…
樋口「実に形而上的な問題です。何故男性は何時もあの型(タイプ)に靡くのです?そう思いませんか?」
樋口は散々言った後、隣にいるAに振った。
A「私は別に…」
と普通に答える。
樋口「とは云え私は貴方を応援します。人虎!女性は強く押し切られるを望むもの!心で当たりなさい!でもその前髪はきちんと切るべきですね!服も新調しなさい!あと、目付きを鋭くして近寄り難い雰囲気を見せれば完璧です!」
A「お前、凄いなぁ世にいう恋愛のスペシャリストというやつか?」
樋口「ふふ。まぁ、そんなものですね」
Aに褒められたのが良かったのか、樋口は鼻を高くする。
中島「(ていうか、最後の方ただ自分のタイプな男性を言っただけなんじゃ…)」
「恋文を渡すのは彼ではないぞ」
すると急に四人の前に現れたのは布団を纏った花袋だった。
国木田「花袋」
A「久しぶりに見たな…」
花袋「我が恋熱の行方見届けぬ訳にはいくまい」
樋口「何だ、恋文の主は貴方ですか。なんと言うか…人虎に輪をかけて望み薄そうな方ですね」
A「おい…」
花袋「何をう!想いの深さならば誰にも負けぬ!」
A「(ん?この台詞、前にもどこかで聞いたな…どこだったろうか…)」
探偵社
太宰「へっぶしゅ!」
宮沢「風邪ですか?太宰さん。」
くしゃみの声を聞いて、立ち止まった賢治。
太宰「やぁ、賢治くん。実はさっきからくしゃみが止まらなくてね…」
ズズっと鼻をすする太宰。
宮沢「そうなんですか、じゃあ林檎たべますか?実家から沢山送られてきたので、新鮮でおいしですよ!」
賢治は持っていたビニール袋から林檎をひとつ取り
出した。
太宰「ありがとう。でも、折角で悪いけど今はお腹が減ってないから遠慮し…」
宮沢「この前僕、Aさんに食べさせてもらったら痛かった喉がよくなったんです!良かったら太宰さんもやってみて下さい!」ニコニコ
太宰「頂きます」
…
A「(ブルッ)」
再び悪寒がしたAだった。
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瑠璃(プロフ) - 文ストの夢小説が読みたいです!パスワード教えていただけませんか? (10月20日 12時) (レス) id: 44da53a54c (このIDを非表示/違反報告)
Чуя Накахара милый(プロフ) - パスワードを教えていただけないでしょうか?とても面白く行きから読見たいです! (10月18日 1時) (レス) id: 60d9cbf677 (このIDを非表示/違反報告)
ばるたん - パスワード教えてください!1からみたいです!夢主が好きすぎです!宜しくお願いします! (2023年2月26日 11時) (レス) id: 63beeaa7f4 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - パスワード教えてください! (2023年1月20日 20時) (レス) id: edcc1c0605 (このIDを非表示/違反報告)
ただのバカです - パスワードッッ教えてください···。最初から見ないと、なんというか満足感が···。宜しくお願いします···。 (2023年1月16日 22時) (レス) @page25 id: 37480b1f74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メット x他1人 | 作成日時:2018年3月13日 22時