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第百六十八話 ページ12

探偵社

太宰「私はね、敦くん」

中島「な、なんでしょうか太宰さん」

隣のデスクに座る太宰。

真剣な顔で隣の敦に話しかける。

仕事をしていた敦は一旦手を止めて、太宰の方へ顔を向けた。

太宰「Aちゃんに心配されたい」

キリッと太宰が言うと、敦は呆れた顔で再び手を動かし始め、仕事に戻る。

太宰「敦くーん。私の話、聞いてるかい?」

ぐいっと顔を近づかせてニコリと笑う。

中島「太宰さん。そんなこと言ってるとまた国木田さんに怒られますよ?」

太宰「そんなことってなんだい!?これはとても重要なことだよ!彼女が私の心配する=私に恋をしている!ということになるじゃないか!」

中島「勝手すぎませんか!?(汗)」

太宰の勝手な計算に敦はかかさずつっこむ。

谷崎「あれ?そういえば、昨日からAさんの姿が見えませんね」

近くで書類整理していた谷崎がふと思った。

谷崎の言葉に太宰は椅子から倒れ落ちた。

中島「だ、太宰さん!?大丈夫ですか!?」

谷崎「ええ!?僕なにか言ってはいけないことでも…」

ファイルを持ったまま、谷崎は敦と一緒に太宰の元へ行く。

国木田「谷崎。こいつ(太宰)の前でいまはAの話はしない方がいい。」

カチカチと音を立てながらパソコンに文字をうめていく国木田。

国木田「Aは今大阪に出張中。故にアイツの名前を聞くだけで、こいつは寂しさで嘆く。」

「嘆いたら、こいつは五月蝿くてこちらがかなわん」と溜息をついてパソコンを閉じる。

太宰「ううっ…Aちゃんに会いたい…会って話したい…触りたい…」

中島「これはもう重症すぎて、僕らには手をつけれませんね…」






その日の夜

仕事の帰りだろうか、福沢諭吉はキラキラと光る横浜の街を歩く。

福沢「!」

歩いていると福沢はふと、なにかに気付いた。

それはあまりにも小さくて他の人では気づかないところにあった。


福沢「血痕?」


血痕に気付いた福沢はそれを追うと裏路地へと徐々に消えていった。

まさか、それを追いかけてあんなことが起きるとはその時は福沢自身も想像していなかった。





大坂

たこ焼き屋前…

ジュー

A「うまっ…」

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瑠璃(プロフ) - 文ストの夢小説が読みたいです!パスワード教えていただけませんか? (10月20日 12時) (レス) id: 44da53a54c (このIDを非表示/違反報告)
Чуя Накахара милый(プロフ) - パスワードを教えていただけないでしょうか?とても面白く行きから読見たいです! (10月18日 1時) (レス) id: 60d9cbf677 (このIDを非表示/違反報告)
ばるたん - パスワード教えてください!1からみたいです!夢主が好きすぎです!宜しくお願いします! (2023年2月26日 11時) (レス) id: 63beeaa7f4 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - パスワード教えてください! (2023年1月20日 20時) (レス) id: edcc1c0605 (このIDを非表示/違反報告)
ただのバカです - パスワードッッ教えてください···。最初から見ないと、なんというか満足感が···。宜しくお願いします···。 (2023年1月16日 22時) (レス) @page25 id: 37480b1f74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:メット x他1人 | 作成日時:2018年3月13日 22時

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