検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:1,909 hit

パンフレット裏のメモ ページ6

自分の名前は沢田。

 このまま自分が消えてしまいそうで不安なので、ここに少しでも書き残しておきたい。

 自分は今さっきまで確かに、間違いなくM村にいたはずなのにまったく違う場所へ来てしまった。時空間を移動してしまったらしい。

 たしかに5分前まで自分は山奥の夜のM村にいた、それなのに今度はどこかは分からないが海の上の昼のクルーズ客船の中にいる。

 これだけの規模の船だというのに妙に人が少ない。ここでもなにか妙なことが起こっているのではないか?

 何がなんだか分からないが、正直妙なことがこの身に起き過ぎて逆に落ち着いている。

 とりあえず今はスマホは充電が切れてしまっているので、充電出来るところを探そうと思う。

収容手順書→←可愛らしい便箋とお守り



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
設定タグ:オリジナル , ホラー , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:衛生兵079 | 作成日時:2025年1月18日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。