やっと話せた sh #16

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※巨Side※




週末の金曜日 休養日だった今日はホテルで少し長めの睡眠をとった


昨日の帰りのバスで和子さんか宮崎の代議士のパーティに選手は武田翔太、今宮健太の出席が決まっていて あと二人ほど出席してほしいとのことだった


巨「俺いいっすよ」

和子「ホント？助かる〜沢山食べていいからね」

巨「拓也は？」

拓也「なんか固くないっすか？苦手やな」

巨「ハガキの彼女もいるから俺は興味がある」

栗「えー俺も行きます！」

和子「甲斐選手もお願いできる？栗原選手もいいわよ スーツでいいから」


福岡ソフトバンクホークスとして球団社長、王会長、工藤監督、広報の江尻、加藤

選手は武田、今宮、東浜、甲斐、栗原の合計10名



夕方１７時 会場に集まった客は２５０名

王会長が乾杯の音頭をとりパーティは始まった


福岡の代議士と監督が話してる横で彼女と彼女のご主人らしき人が談笑しているのが見えた


翔太も健太も拓也も地元支持者から引っ張りだこで

翔太からの声がかかり俺と栗原は宮崎の代議士さんに挨拶にいく

しばらくして彼女ら夫妻がこちらの輪に入ってきた


A『皆さん 今日はありがとうございます』
　

代議士「Aさんはソフトバンクのファンなんだね 今日は楽しいやぁ
、私も王さんにお会いできて嬉しいですよ」


小林「それはよかったですね妻も今、キャンプを見に来ていましてこちらに滞在してるんですよ 先生も楽しまれてくださいね」


Aちゃんが俺の横を通りすぎた時だった


一人の女性が彼女にぶつかる


「あっ ごめんなさい 汚してしまいました」


A『いえ 大丈夫です』


彼女のアースグレイのワンピースにワインで染みができた


すると栗が彼女に駆け寄り女性に対して


栗原「あの･･･今 わざとぶつかりましたよね？」


「えっ？」

顔を赤くしてバツの悪そうな表情の女性


A『栗原選手･･･あまり大きな声は出さないで？』

栗原「ごめんさない」

A『ううん ありがとう』


その時 Aちゃんが女性に言ったことに俺は驚いた

(なに？今の会話･･･)


小林「Aどうかしたのか？」


栗原「この方と交錯して･･･あっ ぶつかってしまいまして」

栗は少し小声で伝える

(かわいいヤツ)


A『大丈夫だよ』

小林「ここはもういいから着替えて１時間後にラウンジに来てくれないか？」

A『わかった』


会場を出る彼女を俺は追いかけた








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