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それからもラウールと照といろんな話をしてるうちに阿部ちゃん達が戻ってきたので、俺たちはいよいよアジトへ向かうことにした。
ラウールがアジトの地図を取り出し、俺たちは作戦会議する。
ru「アジトって言われた建物って、もともと『cupid』の事務所で今は使われてないところだったんだ。『cupid』が管理してた建物だから地図も残ってた。コンピューター室は地下の一番奥の部屋で、ここに行くために考えられるルートは4つ。いつどこで敵が襲ってくるかわからないし、大人数で動いて僕たちの動きがばればれになるのも怖いから、4つに分かれてそれぞれここを目指すのがいいんじゃないかと思ってる」
ab「なるほど」
iw「そうすると『guardian』と『master』のペアでいいのか?」
fk「俺たちはそうじゃない? めめどうする?」
mg「俺1人でいいっすよ」
kj「何でや、危ないやん! 俺めぐきゅんと一緒に行く!」
mg「じゃあそういうことで」
dt「ラウールは誰についてく?」
ru「僕は直接乗り込むんじゃなくて、みんなのサポートに回りたいな。ほら、僕の『力』戦い向きじゃないし」
sk「ついてこないけどサポートはしてくれるの? ん? どうやって?」
ru「この建物に残ってるカメラをハッキングしてみんなを見守ります!」
nb「お前ハッキングなんてできんの!?」
ru「ふふーん、すごいでしょー」
ab「すごいけど……俺たちと連絡取れる?」
ru《とれるよ!!》
突然頭の中に響いてきたラウールの声。照が抽象化してるときにやってたやつだ。
『cupid』専門のラウールは誰とでも頭の中で会話が出来るらしい。だから『guardian』もやる康二はできないんだって。
ru《だから近くに敵がいるとか、こっちに進んでとか、全部指示します!》
sk「すげえ! さすがラッウーーーール!!」
nb「うるせえ!!」
iw「あははっ、なんだよそれ」
＿＿すごいよな、これからどんな敵が待ち受けているかわからないところに乗り込むっていうのに、こんなに楽しいなんて。不安じゃないなんて。
どんな目に遭うかわからないのに、むしろ危険な目に遭う可能性が高いのに。
不思議だよな、この9人なら何とかなる気しかしないんだよな。
ru「……ということで。こんな感じで大丈夫でしょうか」
fk「大丈夫です! 俺たちはラウールを信じて突っ込むだけです!!」
iw「っしゃあ行くぞッ!!」
おおッ!!
照のかけ声で俺たちは立ち上がりアジトを目指した。
あいつらを必ず倒して、全員で帰るんだ。
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怜(プロフ) - 玲雄さん» コメントありがとうございます! さあ…康二は何をやらかしてるでしょう(遠い目) これからも楽しみにしていただけるように頑張ります。よろしくお願いいたします! (2020年3月29日 11時) (
レス) id: bde7b3ff5a (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - アルさん» コメントありがとうございます! やばい、細かいところまでちゃんと見られてる…^^; 笑 ラウールっぽさが表現できててよかったです。これからもお付き合いよろしくお願いいたします! (2020年3月29日 11時) (レス) id: bde7b3ff5a (このIDを非表示/違反報告)
玲雄(プロフ) - 更新大変だと思いますが頑張ってください！応援してます！『舞台の幕開け』に康二が関わってたら､､､なんていう妄想してました(笑)ガンバルンバです (2020年3月29日 2時) (レス) id: 391783a751 (このIDを非表示/違反報告)
アル(プロフ) - 睡眠欲を寝たい欲っていう言い方するのruっぽくて可愛い笑笑応援してます！ (2020年3月28日 21時) (レス) id: 8c112bdf37 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます! 感動だなんてそんな…とても嬉しいです。これからも面白いお話が書けるように頑張ります! よろしくお願いいたします!! (2020年3月24日 20時) (レス) id: bde7b3ff5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2020年3月21日 19時
