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舘さんとすっかり仲良くなった俺たちは、もっとお互いの話がしたい、ということで個室の居酒屋に行くことにした。
さっきは忘れてたけど、抽象化した俺たちとしゃべるふっかと翔太は、端から見れば見えない何かとしゃべっている人たちに見えるから……
fk「こことかどうよ」
nb「あり。あ、やっぱこっちがいい」
fk「んじゃそっち」
電話してみっかぁ、ってふっかがスマホをいじっていたときだった。
「きゃあああああああああっ」
顔を見合わせた俺たちは、すぐに悲鳴の方に走っていった。
向かった先にいたのは、公園で震えている女の子。
そして、
iw「＿＿『monster』か」
全身を岩石で覆われた、巨大な人型の『monster』だった。
ふっかを襲ったやつなんかよりももっとでかい。その辺のマンションぐらいの大きさはある。
dt「翔太」
nb「ああ」
翔太が素早くピアスを外し、それを握りしめて叫んだ。
「＿＿我、我が使いを召喚せり!
出でよ! 『猛火の騎士』!!」
翔太が投げたピアスが、まばゆい光に包まれる。
光の中から姿を現したのは、右手に両刃の剣を携えて具現化された舘さんだった。
両手で剣を握りしめ、舘さんが『monster』に飛びかかっていく。翔太は女の子を『monster』から離れたところに誘導している。俺も早く行かなきゃ……
fk「すげぇ……」
iw「感心してる場合じゃねえよ、早くお前も召喚しろ!」
fk「どうやって!?」
iw「とにかくブレスレットを外せ!!」
ふっかが慌ててブレスレットを外し、それを握りしめた。
＿＿ふっかの目つきが変わる。大きな声で、力強く叫んだ。
「＿＿我、我が使いを召喚せり!
出でよ! 『大地の覇者』!!」
ふっかの言葉で全身に力がみなぎってくる。光とともに、俺の両手に双剣が握られた。
iw「……っしゃあ!」
双剣を構え、『monster』に向かっていった。
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怜(プロフ) - 祐莉さん» これからちょっとずつ公開していくので楽しみにしていてください! (^^) (2020年3月18日 19時) (
レス) id: 7ad6e662b8 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - ついに目黒君の秘密が明らかになりそうでハラハラドキドキです♪ (2020年3月17日 19時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます! 楽しみにしていただけたようで嬉しいです。お待たせしました。笑 期待に応えられるように頑張ります! これからもよろしくお願いいたします!! (2020年3月14日 17時) (レス) id: 7ad6e662b8 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - 楽しく読ませてもらってます！ ひそかに楽しみにしていた死神風な登場の彼の出番が本格的になりそうで、楽しみです♪ また、マスターやガーディアンやキューピッドの立場とも違いそうだし、いわふかだけじゃなくて他のメンバーにも絡みそうだなとわくわくしてます！ (2020年3月13日 23時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - おちゃさん» ありがとうございます! これからも頑張ります!! (2020年3月3日 21時) (レス) id: 3ccaf75687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2020年2月27日 23時
