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ru「『master』になった人は、契約の印に『guardian』を呼び出すためのアクセサリーを身につけてもらいます。照くんの場合はブレスレットです」
そういうと照がおもむろに山吹色のブレスレットを取り出した。何の模様もデザインもない、シンプルなものだ。
ru「『guardian』は普段は抽象化していて、普通の人には目に見えない形で存在しています。『monster』が現れたりしたときに、これを使って『guardian』を具現化させると、今みたいに戦えるようになります。たぶんやればわかります。
決まりとかはあんまりないです。『guardian』は人間を殺してはいけないとか、一人の『master』に2人以上の『guardian』が付いてはいけない、とかだから守れるよね。
これくらい説明すればとりあえず大丈夫かな……？ 何かわからないことはありますか？」
途中適当に説明された気がするけど、たぶん理解はした。それよりわからないのは、
fk「君はいったい何者なの？」
ru「あ、忘れてた。僕は『guardian』と『master』をつなぐ存在。いうなれば『Cupid』-キューピッド- です。なんというか、市役所の人みたいな？」
fk「ほお……」
ru「まあ、とりあえず契約しちゃいましょう!」
fk「あ、はい」
ラウールに言われて、照がブレスレットを俺に差し出した。
また、照と一緒にいられる。照が、俺を守ってくれる。
……俺のせいで照が死んだのに？ 照に護ってもらうの？ そう思うと複雑な気持ちになる。
でもそんなの、相棒にはお見通しだった。
iw「ふっかのことだから俺が死んだこと気にしてるのかもしれないけど、それは違うからな。あれはお前も、誰も悪くないんだから。ふっかは何も考えずに俺に守られとけばいいんだよ」
ブレスレットを受け取らない俺の左腕に、照が勝手にブレスレットをはめた。
fk「わかったよ、これからもよろしく」
iw「おう、任せとけ」
ru「じゃあ二人とも、これからよろしくお願いします！ 何かあったらいつでも呼んでください！」
ラウールはそう言ってどこかに消えた。残された俺たちは顔を見合わせて笑った。
俺たちの新しい日常が始まった。
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怜(プロフ) - 祐莉さん» これからちょっとずつ公開していくので楽しみにしていてください! (^^) (2020年3月18日 19時) (
レス) id: 7ad6e662b8 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - ついに目黒君の秘密が明らかになりそうでハラハラドキドキです♪ (2020年3月17日 19時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます! 楽しみにしていただけたようで嬉しいです。お待たせしました。笑 期待に応えられるように頑張ります! これからもよろしくお願いいたします!! (2020年3月14日 17時) (レス) id: 7ad6e662b8 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - 楽しく読ませてもらってます！ ひそかに楽しみにしていた死神風な登場の彼の出番が本格的になりそうで、楽しみです♪ また、マスターやガーディアンやキューピッドの立場とも違いそうだし、いわふかだけじゃなくて他のメンバーにも絡みそうだなとわくわくしてます！ (2020年3月13日 23時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - おちゃさん» ありがとうございます! これからも頑張ります!! (2020年3月3日 21時) (レス) id: 3ccaf75687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2020年2月27日 23時
