【銀魂】面白いに一味を【土方十四郎】

見限られた末 ページ42

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ドス黒い笑みを咲かせて俺に詰め寄る総悟に対し、

冷や汗をダラダラ流しながら後ずさる俺。




(……分が悪すぎんだろーがよォ、ニコチン大王)




何とも理不尽過ぎる状況。



この状況を打破するには……





………どうするべきか。


そんな困り果てた俺を見てニヤニヤする総悟。
悪趣味の極みである。全く持って、気にくわない。




「あれー？土方さんどうしたんですかィ？

いつにも増して挙動不審だし、冷や汗ダラダラだし……






……あーっ！もしかしてAと何かあったんじゃ＿＿＿」



「んなわけねーだろーが！！！ナイナイナイナイ……」


「そりゃあそうですよねィ、真選組副長ともあろうお方が
色恋に勤しむなんてありゃーせんよねィ？」


「そうそうそうそう！！断じてないから！！！」




まるで、総悟の掌の上で踊らされている気分である。


…これでは、ヤツの赴くまま。




何とかして打開策を＿＿＿＿……




「あ、そういえば何ですけど、」


「………あ？」


「嫌ですねェ。そんなおっかない顔しねェでくだせェよ。


…んで、さっきの会話道理に行くんだったら






＿＿＿…これについてはどう説明しやす？」




そう言って、総悟が満面のドス黒い笑みを浮かべながら出してきたのは＿＿＿＿…




「………………」




＿＿＿…昨夜、俺の部屋に入ってくるAが映された








＿＿＿…写真、だった。

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