困ったときは、深呼吸 ページ38
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暫くして涙が収まってくると、じわじわと恥ずかしさが込み上げて来て、今までの感慨等を全て吹っ飛ばして、体温が上昇してくる。
・・・仮にも、好きな人に何てハレンチなことを…!!
…と、今更ながら突っ込む。
__しかし、時既に遅し。
じわじわと思考回路は熱で蝕まれて、どどどど、どうしよう、…あれ、どうやって喋ってたっけ。そもそも、喋るって何だっけ、…とだんだんゲシュタルト崩壊に似たような現象に陥る。
(…と、ともかくアレだ。困ったときは__)
『__困ったときはなー、とりあえず深呼吸してりゃどうにかなるんじゃね?』
__深呼吸。
昔、バカが言っていた言葉を思い出す。まさか、こんなときまであいつに救われるとは思ってもいなかった。
そんな事を思いながら、土方さんにバレないように、息を潜めて深呼吸をする。
…土方さんの体温が伝わって、胸が締め付けられて、深呼吸がしにくかった。
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暇愛*(プロフ) - 狗冰さん» ごめんなさい、レス押すのを忘れてました…… (2019年7月15日 13時) (レス) id: 6dbb02dd11 (このIDを非表示/違反報告)
暇愛*(プロフ) - ありがとうございます!稚拙な作品ですが、よろしくお願いします! (2019年7月14日 20時) (レス) id: 6dbb02dd11 (このIDを非表示/違反報告)
狗冰(プロフ) - 面白そうです!更新ファイト! (2019年7月14日 19時) (レス) id: aa5a4ed97b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:暇愛* | 作者ホームページ:
作成日時:2018年6月11日 2時