実験系YouTuberの相棒はゼラチンでした。2

ころされるって、、の中のきゅん ページ43

ごめんねって頭ぽんってされた。

二人してドアの前に立って向こう側の音に耳すませる。

ツ「足音しない？」

めっちゃ真剣な顔で私に聞いてきた。

でも私とツリメ以外にこの家におらんやろ？

しかもドア開いた音もしてへん。

『なぁほんまやめて、ねぇこわい、なぁ。』

心の声が全部外に漏れる。

いやほんまに怖いって。

ツ「Aのことは俺が守ってあげる。ほら、手繋いでよ」

これなら怖くないでしょってちょっと後ろにおった私の手と繋いで見せてくれた。

『ありがと。こう言うときかっこいいなって思うで』

そお？ってちょっと照れとんのかわいい。

ツリメがドアに耳寄せた。

ツ「え！来てる来てるどうしよ！！」

『鍵は？！』

ツ「ない！」

『ごめんなさいごめんなさいごめんなさい』

もはや怖すぎて半泣きで謝るしかない。

二人でソファの影に隠れた。

目ぎゅってつぶった。ドア開く音がする。

ばれとるんか、こっちきて、目の前でとまった。

ツ「あーーーー！！！！」

『いっ？！』

「うw」

ツリメのでかい声にびっくりして見上げたらそこには見慣れた顔。

『りく…』

ツ「え"！え"！え"！？え！？すしらーじゃん！え、なんで？」

横でめっちゃ嬉しそうにびっくりしとるツリメとは反対にもうほんまに死ぬの覚悟した勢いやった私は安心でツリメに寄りかかった。

『もぉ、ほんま、殺す！』

「やめてww」

リ「ドッキリでしたー！！」

「いえっへぇーーーい」

ピースで喜んどるりっくんとりくのりくりくコンビ。ほんまなんやねん。笑

そ「何お前Aちゃんとさりげなく手繋いでんだよ」

ツリメに飛び付いたそらちぃ。奥からカメラ持ったえいちゃんも出てった。

『りく用事は？』

「思ってたより早く終わったから来ちゃった笑」

『来ちゃったやないわ。あほ笑』

ふふって笑ったりく。その顔見たら怖いやつじゃなくて良かったってほっとする。

「安心しなさい！ちゃんとお泊まりの用意持ってきたから！！」

りくがでっかいリュック私に見せつける。

『は？』

そ「そそ。今日の分はカウントに入れないよ」

『は？もぉ、嘘やん。』

うなだれる私を見て慰めてくれるりっくん。

リ「ごめんね。俺も手伝うよ」

エ「りっくんは好感度が命だもんね」

リ「ねぇ、違うって。」

そ「あっはははははははw」

りっくん以外みんな爆笑して、ほんま、生きとってよかったって思った。

れいわの18年目はR18→←しんげんごうとかしらん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す