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名前を呼んでそっと目の前まで行けばチラッとこっちに視線を向ける柔太朗。それでもすぐにプイッと逸らされてしまった。
『柔ちゃん、金髪どう?似合わない?』
山「……俺はAちゃん暗い髪色の方が良かった」
『そうだよね』
実は今まで髪を染めたいタイミングで何回か柔太朗に相談をしたことがあった。それは衣装のこともあったから。その時々で相談してたけれど毎回ハイトーンの髪色を提案する度にやんわり断られていた。
佐「なんでだよ、Aの金髪イイじゃん!」
吉「初めて見たわりにはしっくりきてるしな」
曽「確かに!今まで見た中で1番明るいかも!」
塩「役作りとはいえしばらくこのままでも、」
みんなが褒めてくれている中「だってさあ!」と柔太朗にしては珍しく大声を出してソファーから立ち上がった。
山「どうしたって金髪のAちゃんなんか可愛い以外ないじゃん!!そんなの衣装との組み合わせ考えながら俺が1番最初に知ってたし!!!」
佐「じ、柔太朗?」
山「めちゃくちゃ可愛いの分かってるのに世の中に広めるなんて無理!分かってたから避けてもらうように他の色進めてた俺の気持ち考えて!!」
吉「うん、まあでも仕事だから」
山「それも分かる!!あとAちゃん!俺が柔ちゃんって呼ばれるのに弱いの知ってて呼ばないで!!!」
ゼェハァ言いながら柔太朗が話し終わったと思ったら、こっちをキュッと向いてくる。何を言われるんだろうと身構えていたら
山「可愛い、世界中の誰よりも似合ってる」
なんてあんなビジュ強男に言われるからこっちがクラクラしてきちゃった。
『ありがと、嬉しい』
山「あー…ビジュいい。次の衣装どうしよ」
『期間限定のつもりだったんだけど』
山「こうなったらほんとにAちゃん金髪で売り出す」
佐「急な商売意識やめて??」
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作者名:瑞貴 | 作成日時:2026年1月18日 9時


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